おかあちゃん(高齢者のガン)私のオッパイ(石灰化)??? とワン子

2006年8月母は肺がんと診断される。完治目的の定位放射線治療を受ける。

肺に影が

2011年06月10日 05時51分18秒 | 乳がん記録
5月の健診の時、半年に1度の造影剤を点滴しながらのCTをした。
その後の説明で、血液監査の結果を聞く。異常はなかった。
CTの結果に肺に小さな影がある。小さいので3ヶ月後にもう1度診てみよう。
フイルムに何かあったのかもしれないから。そう言われた。
でも、私はフイルムの傷なんかじゃない。肺に異常が起こっているのは
確かだろう。少しくらい真実を伸ばしても仕方ないのに。とも思った。
私のように0期でも、転移は起こると聞いた事がある。
完治したと思っていたが、転移となるともう完治は望めない。
一生付き合っていくのかな。
動揺する事はなかった。なるべく抗がん剤は避けたい。
今度はそう言うわけにはいかない。
定位放射線を望む。母が受けたのと同じのを。
私は母の後をいつも追いかけているようだ、
先日、点滴を受けている人と話した。
その人は17年目に転移したそうだ。
私は「本当に転移ですか。17年も経ったのに転移なんて。原発では。」
彼女は「転移なんだって。乳がんは何年経ってもね。」と言った。
前にも8年後に転移した。という人もいた。
「乳がんって一生よ。」と言っていた。
いままでたくさんの転移で抗がん剤をしている人を見てきた。
顔色は真っ黒。手足の指の爪も真っ黒。
爪の変形。膿が出て治療。それでも頑張っている。
人は強い。全身全霊で戦っている。
でも、みんな明るい。私はこの方々のように明るくしていられるだろうか。