ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ ひとこと、言いたくて。

2009-03-21 23:08:57 | Weblog
政治的な話題はブログには上げまいと思っていた。
それぞれ自分の立ち位置で、物事に対する見方が180度違うのは
分っているので、当たり障りのない日常生活の話題の方が
安全だと思ってきた。
それに私は感情が激しいので、冷静に書けず 支離滅裂になる
恐れが大いにある。

しかし今回の出来事、今新聞テレビを賑わしている事柄について
3月24日までに、大海の一滴であっても、自分の態度を
表明しなくてはいけないと義務感を抱くようになった。


2週間以上前の3月3日、テレビをつけていたら
「小沢一郎の第一秘書逮捕」
というニュースが私の耳に飛び込んできた。

「今この時期に何故?!」という不審な思いと同時に
背筋に冷水を浴びせられたようにぞっとした。
そしてせっかく政権交代に望みが出て来たときに
こんなこと(有り)かと呆然とした。
ぞっとした理由は「検察」に対するものだったと思う。

その後は新聞やテレビで(関係者の話によると・)の小沢側に
不利な情報の垂れ流し、小沢叩きが始まった。

私達にはその(関係者)の姿が見えない。
姿がまったく見えない人の話など、信用できない。
こちらが確かめようもない(関係者)の話など信用できるものか。

一庶民の私にとって新聞もテレビも、正義だと思って無批判に
憧れていた検察も、突然いかがわしい存在になった。

新聞やテレビ局の報道を頭から信ずるほど、人生にウブではない。
(うっかりすると思考停止して丸ごと信じている時はあるけどネ)
政治に金が掛からない、と思うほどウブではない。
野党に権力が集中していると思わせようなどは、お笑いである。
利権が政権政党の自民党に集中しているのはちょっと想像すれば
誰もが分ることである。

漢字が読めないくせに「しのぎ」とか「みかじめ」などのヤクザ用語を
普通の会話で使い、暴言、失言を繰り返す麻生氏にはウンザリである。
お笑いの一員と思えば、今一番の売れっ子のようだけれど、
一国の総理とは、こちらが青ざめる。

良くも悪くも一区切りの秘書の拘留期限が切れる3月24日までに、
(24日には大久保秘書の「起訴と再逮捕」が巷の噂だから)
及ばずながら穏やかに自分の主張を書いておこうと思ったのに、
書き進むに連れて、政治に対する日頃の鬱憤が噴出して
過激な表現になってしまった。


今、一番私が言いたいことは「検察が怖い」ということである。
「白馬の騎士」などと思ったことはないが(笑)
或る日突然、正義の味方だと信じた検察が自ら、国会議員以上の
「権力」となって日本を支配しはじめたら、それこそ恐怖である。
ぜひそれは返上したい。

今までの選挙では国民の義務として「投票に行く」行動だけだったのに、
今回は積極的に民主党のHPからボランティアに応募をし、
小沢一郎のHPから個人「献金」ではなく、カンパを申し込んだ。
座して様子を見るのに飽き足らず行動することに決めた。
「個人献金」は年間を通じてなので、そこまでの決心はついていない。
私がそこまで行動しようと思った動機は権力に対する「怒り」である。


動脈硬化した政治を変えてほしいという強い気持ちが有る。
日本人の判官びいきの面もあるかも知れない。
(小沢の顔は義経には似ても似つかないが)

もちろん、民主党の政策に全面的に賛成ではない。
当たり前のことだが、幾つか点でこれは違うという部分はある。
小沢党首より岡田党首の方が良いと思ったこともある。
でもこの逆風が吹く状態では政権交代は「豪腕」の噂がある
小沢さんの手で是非お願いしたいと思っている。

この「秘書逮捕」がなかったら、私が政治や政治の裏の話しに熱心に
耳を傾けることも無かったし、民主党へのボランティア志願もなかった。
それどころか心中、政権交代を望む気持ちは有っても
『こんな時に無理して政権取らなくても』と消極的な気分も有った。

私と同じような動機で小沢民主党を応援している人は結構いるようだ。
人間はつむじ曲がりなものである。







gooの編集画面のランキングで偶然見つけたブログがこちらです。
一歩踏み出したきっかけのブログ。
 
反戦の家づくりさん。



「内憂外患」に書いてあるジャーナリスト
田中良紹の記事を読んだ。



フォーラム神保町
「青年将校化する東京地検特捜部」

上のページからずっと下にスクロールして行くと
黄色で囲んだ記事が有り、オンデマンド放送 とあります。
その下の 
>>>ビデオ映像<<<
をクリックするとフォーラム神保町のビデオが見られます。
国策捜査だという発言もあるし、検察の暴走という見方もあるようです。
興味のある方は時間がある時にでもどうぞ。 
1時間半以上は掛かったかな。。




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4 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2009-03-22 10:07:44
「英雄色を好む」とか、とかく大物は人並みの“良い人”ではダメ、少々悪い事をするくらいでなければ大物にはなれない。昔からこういった風潮があったし、私は田中角栄さんが好きでしたね。
確かに小沢さんの献金問題は、直接国民には関係のないことですし、まして野党の立場では“口利き”もそれほど力があるとも思えません。それより、与党内でほじくればもっとあると思いますね。

民主党に政権を託すなら小沢さんぬきでは心もとないと思っている人はたくさんいます。でも、「総理にふさわしい人は?」で2位から5位に落ちたということは拒否反応を起こしている人もいると言うことです。
でも、どういう結果が出ようとも小沢さんは辞職しないそうですから、ここは岡田さんを表面に、小沢さんがバックで党を統率するというのであればどうでしょう?
私も小沢さん抜きの民主党では不安です。さりとて麻生さんの自民党はもっとイヤです。

政権政党であればなんでもあり、とは思いたくありませんが、何があっても不思議ではない政治の世界、摩訶不思議なことばかりです。

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オールドレディーさんへ (ばーば)
2009-03-22 18:30:20
私も田中角栄さんは好きでした。
麻生さんと同じだみ声でも、角栄さんには情がありましたね。
いかがわしいと言えば、ロッキード事件の「コーチャン委員会」の存在も私には不可解に思えました。 忌まわしく不気味な印象は未だに消えずに残っています。 
世の中には、たくさんの不条理があるような気がしてなりません。

ただ政治家には理想を持った人が、現実的に今のの世に対応していって欲しいと思うのです。

家でも小沢さんが党首の座を引くべきが、引かざるべきかと
喧々諤々と意見を戦わせています。
政権ですが(取らぬ狸の皮算用)にならぬように気を引き締めてことに当たって欲しいです。

総理にふさわしい人のランキングは、その時のマスコミの騒ぎ方次第で、常に流動的だと思います。選挙の季節の9月には誰が一位になっているのでしょうか。 あと半年もあることですから予測はつけようもありませんね~。 
レディーさんのおっしゃるとおり、何があっても不思議ではない世界です。 起こる出来事を用心深く多面的に観察していきたいものです。







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Unknown (うらら)
2009-03-22 23:49:51
こんばんわ
まだ表示されているアドレスを開いてはいませんが、ばーばサンの意見は総じて共鳴します
人受けのひじょーーに悪い小沢氏、
個人的に難しい人は、苦手なので私の好みでは
ありませんが、ここらで国民はシッカリと
眼を見開いて政治に参加でもしなければ
ハッキリ言って日本の未来は怖いものになる気がします
今日もnhkのプーチンの強いロシアを
二回連続で見ました
中国も本気で国力を付けようとしています
日本は??
本当にまじめに心配になりました
後手後手、
経済大国と一人よがりに自慢げに述べる首相のノー天気な顔が余計不安に駆られます
評論家なんて要りません
ネットで色々な人の意見を見聞きする方がいいのでは?
小沢氏が、ふさわしいとかふさわしくないとかそんな情緒的な好みなんかに振り回されたくないですね
日教組!あぁ…悪者!
教育を見直して、権利より、義務を小さな時から強く教えたいと思う私です

誤字、脱字、思いこみがあればお許しを
返信する
うららさんへ (ばーば)
2009-03-23 15:53:37
こんにちは~!

小沢さん、何年か前に党首に就任してから穏やかな表情が多くなりましたね。
それまではテレビ写りなど一顧だにせず、ぶしゃむくれの顔で押し通していましたが(笑)
今は政党の顔と現在の状況を自覚した上か、断固とした意志の強そうな顔になりました。
彼が自民党を出たくらい(今から15年ほど前)の時に一度立ち見のパーティーで隣り合わせになりました。  テレビで観るより力強いオーラとシャイな感じの合わさった良い顔していましたよ。 私がちゃっかり目礼をしたので、向うからも笑顔の目礼を返されました。
この頃何かと話題になるので、その時感じた印象を自然に思い出してしまいます。
小沢さんは政治家の中で一番、毀誉褒貶、好き嫌いが大きく分かれる人ですね~。
私もその後何度か 蹴飛ばしたい とか 馬鹿野郎! と罵る時期が有りましたが今から思うと「小沢一郎」という政治家に期待する気持ちが有ったからこそだと思います。
自民党の中でも良いと思う人は居ますが、そういう人は必ず力が無い。 従って世の中を変えることも出来ないと思うのです。 民主党の新人も経験不足で泥を被った時期が殆ど無い。
「清濁併せ呑む」は今は死語に近くなっていますが、そういう人でなければ日本の経営は難しいとおもうのです。

プーチンもそうですが、オバマも、その国の大統領 首相、みんな国を立て直そうと必死なのに日本は自分の利権だけ守れば良いと保身にアクセクしているだけのようにしかみえません。
 
さまざまなネット記事やブログを探検していると、今は容易ならぬ時期だと分ってきました。
私は日常的な常識の世界から、小沢さんの問題を捉えていましたが、訪ねたブログで皆さんの書いてある記事を読むと、生半可な覚悟で臨む事柄ではないと思いました。
小沢反対派、小沢肯定派と両者の記事を読みましたよ。
この攻防は政権交代前夜の緊迫感溢れるものでした。
「主婦の勘」などで済ませられる事ではないと緊張しました。
私は認識がまったく足りませんでした。
今や秘書逮捕で民主党小沢一郎だけの問題に留まらず、国民対既得権力との戦いに変わっていった気がします。

この前の本格的な政権交代が有ったのは何時だろうか? と考えた時、幕末、明治維新 が浮かびました。
すると差し詰め今は安政の大獄の始まりなのでしょうか?
これは私なんかの及ばない男の戦いだと思いましたが、ところがドッコイ!
女性のブロガーさんも大勢参加して論陣を張っていますね。

ブログ巡りをすると、ただの評論家より、よっぽど斬新な良い意見が聞けますよね。
政治と教育。
これほど直ぐに結果が現われるものはありませんね。

政治に興味無い、なんてウッカリ言っていると何年か後には必ず自分や次世代の首を絞めることになることはよ~く解りました。

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