毎日新聞の2面の風知草を読んでいたらTPPについて書いてあった。
全部、書きうつして転載は大変だとネットを探したら、ちゃんと毎日新聞のウエブに乗っていたので
紹介します。
風知草:消費文明の衣を脱ぐ=山田孝男
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)論議についていけない。「さあ開国」という号令が引っかかる。今まで鎖国していたという実感はない。国民をせき立てる問題設定と議論の進め方が異常だ。
国防上の負い目から、アメリカの市場開放要求に付き合わざるを得ないという事情は理解できる。だが、開放と規制のバランスをどう定め、どんな日本をつくるのかという思考の軸が野田政権にも、メディアにもない。騒々しくも浮ついた漂流感の根がそこにある。
有機農業38年、山形県高畠町にこの人ありと聞こえた農民詩人、星寛治(かんじ)(76)は、TPPに反対だ。報道は賛否両論の紹介が定石だが、当コラムはあえて星だけを取り上げる。星の主張には浮ついたところが少しもないからである。
星は1954年、19歳で就農した。まもなく生産性向上と所得増大をめざす農業基本法(61年)が制定された。機械化が進み、農薬・化学肥料・除草剤の多投で収穫が増えた。半面、食の安全が揺らぎ、環境破壊が深刻化した。
73年、高畠に「有機農業研究会」ができた。星は、そのリーダーだった。74年から75年にかけて朝日新聞に連載され、大反響を巻き起こした有吉佐和子の実録小説「複合汚染」に、有吉が星の無農薬リンゴをかじる逸話が出てくる。
言わずもがな、有機無農薬農法は難しい。「江戸時代へ戻る気か」とからかわれ、失敗を繰り返しつつ、星は模索した。ヘリコプターによる農薬の空中散布阻止運動を契機に仲間が増えた。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)、やがて「べっこう色の輝く玄米」を収穫し、全国の食味コンクールで金賞を取るまでになった。
長い実践を通じて地域にドジョウ、ホタル、タニシ、赤トンボが戻ってきた。有機農業は高畠に定着した。今では全国100以上の消費者団体・米屋とネットワークができ、環境・生命・農業を学ぶ大学教員、学生との交流も広がった。
星に「尊農攘衣(じょうい)の思想/反TPPの地域論」という小論がある(藤原書店・本年5月刊「高畠学」所収)。
「TPPの黒船に対峙(たいじ)して私は『尊農攘衣の思想』を砦(とりで)にしたい。命の糧を生む『農』を第一義とし、環境を守る機能も正当に評価する。美しいふるさとを荒廃させては子孫に顔向けできない。『攘衣』とは使い捨ての消費文明の衣を脱ぐこと。簡素で心ゆたかに生きる成熟社会の価値観を身に帯び、自己実現を図ろう……」
この論文で、星は「TPPに参加すれば、日本の農業は壊滅する」と断言している。食卓は生産・加工の工程が見えない輸入製品であふれ、食の安全は揺らぐ、田園の景観は失われ、地域社会自体が崩壊するだろうと警告している。
TPP推進派は、市場開放に耐える農業の再生が必要だという。再生とは、農業基本法以来の「もうかる農業」から「もっともうかる農業」へのてこ入れだと。農業も経済成長に貢献しなければと。一方、星は経済成長とは異なる価値を守る農業を見つめている。
内外ともに金融、経済、社会の動揺ますます激しく、矛盾はさらに拡大するだろう。いくらカネを積んでも食料が買えない時代が来るのではないか。21世紀の光明は経済成長と金もうけの側にあるか、星の実践の中にあるか。問うべき根っこの問題とはそのことだ。(敬称略)(毎週月曜日掲載)
毎日新聞 2011年10月31日 東京朝刊
全部、書きうつして転載は大変だとネットを探したら、ちゃんと毎日新聞のウエブに乗っていたので
紹介します。
風知草:消費文明の衣を脱ぐ=山田孝男
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)論議についていけない。「さあ開国」という号令が引っかかる。今まで鎖国していたという実感はない。国民をせき立てる問題設定と議論の進め方が異常だ。
国防上の負い目から、アメリカの市場開放要求に付き合わざるを得ないという事情は理解できる。だが、開放と規制のバランスをどう定め、どんな日本をつくるのかという思考の軸が野田政権にも、メディアにもない。騒々しくも浮ついた漂流感の根がそこにある。
有機農業38年、山形県高畠町にこの人ありと聞こえた農民詩人、星寛治(かんじ)(76)は、TPPに反対だ。報道は賛否両論の紹介が定石だが、当コラムはあえて星だけを取り上げる。星の主張には浮ついたところが少しもないからである。
星は1954年、19歳で就農した。まもなく生産性向上と所得増大をめざす農業基本法(61年)が制定された。機械化が進み、農薬・化学肥料・除草剤の多投で収穫が増えた。半面、食の安全が揺らぎ、環境破壊が深刻化した。
73年、高畠に「有機農業研究会」ができた。星は、そのリーダーだった。74年から75年にかけて朝日新聞に連載され、大反響を巻き起こした有吉佐和子の実録小説「複合汚染」に、有吉が星の無農薬リンゴをかじる逸話が出てくる。
言わずもがな、有機無農薬農法は難しい。「江戸時代へ戻る気か」とからかわれ、失敗を繰り返しつつ、星は模索した。ヘリコプターによる農薬の空中散布阻止運動を契機に仲間が増えた。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)、やがて「べっこう色の輝く玄米」を収穫し、全国の食味コンクールで金賞を取るまでになった。
長い実践を通じて地域にドジョウ、ホタル、タニシ、赤トンボが戻ってきた。有機農業は高畠に定着した。今では全国100以上の消費者団体・米屋とネットワークができ、環境・生命・農業を学ぶ大学教員、学生との交流も広がった。
星に「尊農攘衣(じょうい)の思想/反TPPの地域論」という小論がある(藤原書店・本年5月刊「高畠学」所収)。
「TPPの黒船に対峙(たいじ)して私は『尊農攘衣の思想』を砦(とりで)にしたい。命の糧を生む『農』を第一義とし、環境を守る機能も正当に評価する。美しいふるさとを荒廃させては子孫に顔向けできない。『攘衣』とは使い捨ての消費文明の衣を脱ぐこと。簡素で心ゆたかに生きる成熟社会の価値観を身に帯び、自己実現を図ろう……」
この論文で、星は「TPPに参加すれば、日本の農業は壊滅する」と断言している。食卓は生産・加工の工程が見えない輸入製品であふれ、食の安全は揺らぐ、田園の景観は失われ、地域社会自体が崩壊するだろうと警告している。
TPP推進派は、市場開放に耐える農業の再生が必要だという。再生とは、農業基本法以来の「もうかる農業」から「もっともうかる農業」へのてこ入れだと。農業も経済成長に貢献しなければと。一方、星は経済成長とは異なる価値を守る農業を見つめている。
内外ともに金融、経済、社会の動揺ますます激しく、矛盾はさらに拡大するだろう。いくらカネを積んでも食料が買えない時代が来るのではないか。21世紀の光明は経済成長と金もうけの側にあるか、星の実践の中にあるか。問うべき根っこの問題とはそのことだ。(敬称略)(毎週月曜日掲載)
毎日新聞 2011年10月31日 東京朝刊
ファーストピアスの間というか、
ホールが完成するまで優しく扱わないと…
完成したと思ってもベイビーちゃんの皮膚なのでかなり優しく…です。
トラブルなく立派なピアスホールに成長するようにお互い頑張りましょうね☆
待たせてたのね~!
そういう春堤さんのやさしさ、気ずかず いつも負けてばかりです。
ところで、今度はどひゃ~! です。
>着替えやタオルや枕や布団などにひっかからないように
まったくそんな事、想像していませんでした。
周囲に結構ピアスしている人いるのに、誰も何にも・・
慣れちゃって(言わずもがな)なのかな~?
気をつけて寝ます。ありがとう。
私も早くピアス日記書きたかったのですが…
ばーばさんの勇気を奪ってしまってはいけないと思い
ずっと我慢の子でいました。φ(.. )
とにかく、着替えやタオルや枕や布団などにひっかからないように特に注意をしてください!
痛いこともありましたが
o(^o^)oウキウキうれしい気持ちの方が大きいです♪
でも、いざ話し合いになったら、果たして日本の言うことが通るか、
な~んてとても信じられません。
一方的に先方の言うなりになりそうで、それが一番心配なのです。
すべてアメちゃん式になるのは真っ平ごめんです。
ピアス、して来ましたよ!
昨日、思い切って出かけたのに木曜日で休診日でした。
痛いの怖いって気分が結構あって、腰が引けてもいたのですが(笑)
今日、目出度く 決行しました。
ブチッ!
「アレ!? ごめんなさい。痛かった?」ですって!
左耳は、ちょっとずれちゃったみたいなんですよ。後で少し痛かった・・・
右耳は一発で決まったみたいですが。
もちろんツレには内緒です。
もし書けたらブログにアップします。
書けないかも。
参加って TPPの話し合いに参加することなのか?
そのものに加盟してしまうことなのか?
私たちにはよくわからないですよね・・・
話し合いなら参加してどういうものなのか徹底的に議論してもらわないと と、思うし
また しっかり決め事に加わらないと不利益な結果がまかり通ったりしないか?
病院に行けなくなったり
お産が日帰りになったりしたら大変ですよね!!
そして 一番気になるばーばさんのピアス♪
首都圏直撃の台風の日以来、ずっと自家中毒起こして腐り続けていました。
って意味深?(笑)
TPPって農業分野のみが喧伝されていますが、実は
国民皆保険が無くなりそうで、
米国並みの高所得者のみ入れる医療保険になりそうとか
心配なことばかりです。
TPPおばけ、といっているお気楽な人がいますが、どっちがお化けかと言いたい!
と憤慨しております。
お母さま、逝かれましたか。。。
御冥福をお祈りいたします。
私も母が亡くなった後は、後悔ばかりで苦しい思いをしました。
お気持ち、お察しいたします。
1・2さーんはピアスですよ。
ふふふ♪
日本中、本当によーーく考えてほしいですね
政府の国の指針が知らされれば
私は賛成反対を考えられますが
ハッキリ言って勉強不足でわかりません
10月母が逝きました
私達、成さぬ中の3人の姉弟を精一杯育て上げてくれて
只感謝ばかりです
その母の老後を心いくまで応えてあげれなかった事に今は自分を攻めています
後で後悔することはわかっていたのに…
1・2・さーんは“ピアス”ですか?
若い時に開けて暫しほって置くとふさがれてしまいますが
私達の年齢だと大丈夫カナ!?
でも油断はできませんよ~~
お洒落は楽しいですよね~~
(違ったかな?)
18金のピアスを買ってきたばかりで~す。
本当は今週末の中学の同窓会にピアスをして行きたかったのに
元体操のお兄さんの佐藤弘道さんも同じ中学なので彼の講演も
プログラムに入っているのですよ。
整形外科の予約は来週になりそうです。
11月のあしあと♪に書きこもうとおもったのですが、
なんにも戦果無しだったので書けませんでした。
来週行って来ますね~。
>とこと→ところ
読み直さずに投稿すると よくこうなります
私もずっとTTPについて気になっていました
もっともっと知りたくなりました!
とことでばーばさん
イチニノサン! は 実行されましたか?
ふふふ・・・
ずっと こちらも気になっています☆