「想い出の風景」を季節に合った10枚以内の少ない写真で振り返っています。
奈良県宇陀市、女人高野室生寺。
室生寺は、厳しく女人を禁制した高野山に対し、女人の済度をもはかる道場として、女性の参詣を許してきた寺です。
そういうこともあってか、室生寺は女性の参詣者の多い寺です。
今回も、ツアー客は別にして、女性の2,3人の小グループやひとり旅の若い女性も3,4人見かけました。
室生寺は大本山であるものの、見る者を圧する壮大な建築物がありません。
五重塔も屋外では日本最小です。
心やすらぐ、心なごむ古刹です
①室生川に架かる朱色の太鼓橋。
私の好きな雨の朝です。
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②元禄期に消失し、戦後再建されたこの仁王門だけが、少し大きいと感じるくらいです。
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③
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④
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➄シャクナゲで埋められた鎧坂も、今は緑の葉だけが雨に打たれています。
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⑥金堂。
ひのきのこけら葺きの屋根に、青もみじが映えます。
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⑦灌頂(かんじょう)堂(本堂)。
青もみじが灌頂堂を覆い被すように、緑で包み込んでいます。
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⑧下から見上げる優美な五重塔。
総高16.1m、屋外に建っている日本最小の五重塔です。
杉木立の中に建っており、下から見上げているとそんなに小さくは見えませんが、現存する最大の五重塔、京都・東寺の五重塔は54.8m、世界最古の木造建築でもある奈良・法隆寺の五重塔でも32.4mあります。
東寺の五重塔の約三分の一、法隆寺の二分の一の高さです。
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⑨
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⑩太鼓橋のたもとの旅館は三百数十年の歴史を持つ老舗旅館です。
雨が上がり、背後の山々を雲が流れて行きます。
午後から晴れてきそうな室生の里です。
奈良県宇陀市、女人高野室生寺。
室生寺は、厳しく女人を禁制した高野山に対し、女人の済度をもはかる道場として、女性の参詣を許してきた寺です。
そういうこともあってか、室生寺は女性の参詣者の多い寺です。
今回も、ツアー客は別にして、女性の2,3人の小グループやひとり旅の若い女性も3,4人見かけました。
室生寺は大本山であるものの、見る者を圧する壮大な建築物がありません。
五重塔も屋外では日本最小です。
心やすらぐ、心なごむ古刹です
①室生川に架かる朱色の太鼓橋。
私の好きな雨の朝です。
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②元禄期に消失し、戦後再建されたこの仁王門だけが、少し大きいと感じるくらいです。
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③
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④
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➄シャクナゲで埋められた鎧坂も、今は緑の葉だけが雨に打たれています。
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⑥金堂。
ひのきのこけら葺きの屋根に、青もみじが映えます。
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⑦灌頂(かんじょう)堂(本堂)。
青もみじが灌頂堂を覆い被すように、緑で包み込んでいます。
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⑧下から見上げる優美な五重塔。
総高16.1m、屋外に建っている日本最小の五重塔です。
杉木立の中に建っており、下から見上げているとそんなに小さくは見えませんが、現存する最大の五重塔、京都・東寺の五重塔は54.8m、世界最古の木造建築でもある奈良・法隆寺の五重塔でも32.4mあります。
東寺の五重塔の約三分の一、法隆寺の二分の一の高さです。
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⑨
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⑩太鼓橋のたもとの旅館は三百数十年の歴史を持つ老舗旅館です。
雨が上がり、背後の山々を雲が流れて行きます。
午後から晴れてきそうな室生の里です。
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雨の朝の青もみじと朱色の太鼓橋の写真、
とてもきれいですね。
私には見過ごしそうな何気ない風景も
いせえびさんの感性と熟練された撮影で、
特別な風景に変わっていきますね。
私も京都の青もみじをじっくりと
楽しみたいと思います。
五重塔など誰もが足を止め、そこそこの写真になる被写体ではなく、冒頭の朱色の太鼓橋と青もみじをご覧いただき、おほめに預かりうれしいです。
私は最後にもこの橋をもってきています。
誰も目にとめず、見過ごしてしまいそうな風景でも気に入ったからです。
でも晴れの日だったらパスしたかもしれません。
京都の青もみじ・・行きたいですね。
もっとも何回も足を運んでいますが。
この後、京都青もみじシリーズも始めることにしています。
よろしくご覧ください。
コメントをいただきありがとうございました。