三重県名張市、赤目四十八滝です。
滝の上流の出合茶屋から出発し、下りで最初に出会う滝、厳窟(がんくつ)滝まで来ました。
ここから赤目滝が始まりますが、正直いって赤目滝は、滝としてはたいしたものではありません。
滝の落差、横幅、水量、いずれをとっても物足りないもので、豪快な滝をイメージして行っては落胆します。
赤目四十八滝の魅力は、滝を取り巻く室生火山群が造り出した柱状節理の大岩壁、小さいながらも次々に岩盤を落下する滝の数々、滝と滝の間の趣のある繊細な渓流などの総体にあります。
ほんとうは赤目四十八滝と題せず、赤目渓谷としたかったのですが、赤目四十八滝の名前のほうがよく知られているため、そのようにしたものです(^^;)。
①②厳窟滝は下の入り口から上ってくると最後の滝。
ここで右側の人造湖から暗渠で流れ込んでくる水と出会い、合流して左手奥へ流れていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/6d/6ce551341ab75ad00cf4dff6843fc3cf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fd/871644489bfb833f328bd5c5a63d571e.jpg)
③~⑥いつしか、薄日が差してきた。
木洩れ日が煩わしいが、川に緑が映り込み、さわやかな感じがする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/71/a5570b36b16640bac2fa4a94f80a279e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/73/afaa9e19eb5fffff0ebf0d758dfad998.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c9/d563f7b013403475f9750fa6d80db642.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/96/0dd8705d32e3b0e43c9b7d71bdb1a1a7.jpg)
⑦赤目五瀑とよばれているもののひとつ琵琶滝。
日が差し込み、滝のまわりの緑があざやかになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/dd/6f8eb27a3a141330c01a5190cd73d238.jpg)
⑧帰りに写した日差しがない流動感あふれる琵琶滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b8/c206bff7926d38c1a8bc33440ba57d4b.jpg)
⑨小さな滝、琴滝の上から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5a/3596ad549d3cbaa3b07ab5fd6b3844bd.jpg)
⑩⑪雛壇滝の上部。
緑の苔の間を縫う繊細な流れ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/a9/772017964011ea126860b2a9c02b0bee.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a8/f66af495bea93a7222ba81e7a5c29ee4.jpg)
⑫⑬雛壇滝の名のとおり、階段状に落ちる滝だが、水量が多すぎてその感じが出ない。
⑫は日差しあり⑬は日差しなし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/58/3cfee06c2e521aecc9fba8b6351eb749.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/12/78badc0cf4b9aa4ea057c4707fe0fff9.jpg)
⑭ここで右奥、山椒谷からの流れと合流し、水量がより多くなる。
本流は滝川(丈六川)という。
かすかに見えるのは夫婦(めおと)滝だが、そこへ行く一般的なルートはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4b/d3edb7fd0f7746e2a32ffbd8d71d8395.jpg)
⑮⑯水量を増した川はいよいよ荷担滝となって落下しようとしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/36/c3cc379660cb33485cb7f3153bc2c12f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/2e/64af67ffce8bc6d0dc7a8743f02638a5.jpg)
⑰荷担滝上部の小さな滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/11/3f058094eed382fc729f129f028053c1.jpg)
⑱そして赤目滝で最も有名な荷担(にない)滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/16/82b5820f9a2fbb4c28212d454d86e536.jpg)
その3に続く。
滝の上流の出合茶屋から出発し、下りで最初に出会う滝、厳窟(がんくつ)滝まで来ました。
ここから赤目滝が始まりますが、正直いって赤目滝は、滝としてはたいしたものではありません。
滝の落差、横幅、水量、いずれをとっても物足りないもので、豪快な滝をイメージして行っては落胆します。
赤目四十八滝の魅力は、滝を取り巻く室生火山群が造り出した柱状節理の大岩壁、小さいながらも次々に岩盤を落下する滝の数々、滝と滝の間の趣のある繊細な渓流などの総体にあります。
ほんとうは赤目四十八滝と題せず、赤目渓谷としたかったのですが、赤目四十八滝の名前のほうがよく知られているため、そのようにしたものです(^^;)。
①②厳窟滝は下の入り口から上ってくると最後の滝。
ここで右側の人造湖から暗渠で流れ込んでくる水と出会い、合流して左手奥へ流れていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/6d/6ce551341ab75ad00cf4dff6843fc3cf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fd/871644489bfb833f328bd5c5a63d571e.jpg)
③~⑥いつしか、薄日が差してきた。
木洩れ日が煩わしいが、川に緑が映り込み、さわやかな感じがする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/71/a5570b36b16640bac2fa4a94f80a279e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/73/afaa9e19eb5fffff0ebf0d758dfad998.jpg)
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⑦赤目五瀑とよばれているもののひとつ琵琶滝。
日が差し込み、滝のまわりの緑があざやかになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/dd/6f8eb27a3a141330c01a5190cd73d238.jpg)
⑧帰りに写した日差しがない流動感あふれる琵琶滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/b8/c206bff7926d38c1a8bc33440ba57d4b.jpg)
⑨小さな滝、琴滝の上から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5a/3596ad549d3cbaa3b07ab5fd6b3844bd.jpg)
⑩⑪雛壇滝の上部。
緑の苔の間を縫う繊細な流れ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/a9/772017964011ea126860b2a9c02b0bee.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a8/f66af495bea93a7222ba81e7a5c29ee4.jpg)
⑫⑬雛壇滝の名のとおり、階段状に落ちる滝だが、水量が多すぎてその感じが出ない。
⑫は日差しあり⑬は日差しなし。
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⑭ここで右奥、山椒谷からの流れと合流し、水量がより多くなる。
本流は滝川(丈六川)という。
かすかに見えるのは夫婦(めおと)滝だが、そこへ行く一般的なルートはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4b/d3edb7fd0f7746e2a32ffbd8d71d8395.jpg)
⑮⑯水量を増した川はいよいよ荷担滝となって落下しようとしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/36/c3cc379660cb33485cb7f3153bc2c12f.jpg)
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⑰荷担滝上部の小さな滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/11/3f058094eed382fc729f129f028053c1.jpg)
⑱そして赤目滝で最も有名な荷担(にない)滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/16/82b5820f9a2fbb4c28212d454d86e536.jpg)
その3に続く。
赤目四十八滝が始まりましたね、多くの人が下から登るのですが
上流からの案内はすごく新鮮です。
赤目は50センチとか1mの滝に名前があったりします、それらも名がある滝です。
こだる=小滝 ですからそれらの「小滝」も大好きです(笑)
記念切手にもなった荷担滝、横からもグッドですね!
赤目の「小滝」を、軽んじてはいけませんね(^^)。
伊豆に河津七滝(ななたる)があり、また木島平に幻の滝「樽滝」がありますが、この一日限定の滝は、こだるさんとは違い、私はまだ行ったことがありません。
荷担滝は昔、切手にもなっていますね。
私の持っている「ビジュアル 日本切手カタログ」(日本郵趣協会)によると、1951年の観光地百選の瀑布の部の第一位に、なんとなんと南都雄二か南都銀行か(また出ましたが(^^)、南都銀行はご存じないかもしれませんね)、赤目四十八滝が入っているのです。(切手は荷担滝と千手滝)。
その当時の、人々の観光地の選定判断の一端がわかりますね。
ちなみに、10部門で第一位が切手になっているのですが、山岳が「蔵王」、海岸が「和歌の浦・友ヶ島」、湖沼が「菅沼・丸沼」、渓谷が「昇仙峡」です。
時代を感じますね。