風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

熊野古道 松本峠道 その1

2016-01-24 | 三重県・山・尾鷲熊野
 三重県熊野市、熊野古道松本峠道です。
 大泊側に車を置き峠まで上り、鬼ヶ城城跡を経て鬼ヶ城入り口まで下ってきます。
 晴天で古道は木洩れ日が少しわずらわしい感じもします。

①峠の入り口付近から国道42号沿いの清滝遠望。
 清滝は落差35m、国道からも滝の落ち口が見えます。
 あいにく水量は少ないです。


②入り口から峠の頂上部までは、江戸期に造られた石畳で、この間は「紀伊山地の霊場と参詣道」という名称の世界遺産に指定されています。


③④石畳の側面は堅固な石垣です。




⑤石畳はヒノキの根が絡みついているところが多く見られます。


⑥苔の美しい石畳です。











⑩古道をヒノキの香りが包んでいます。











⑭逆光がわずらわしいですが、ヒノキの影が石畳に陰影を作ってくれます。





⑯きょうは平日、誰ひとり会いません。


 峠の近くまで登ってきました。

 明日はその2です。
 青い海を見ながら下ってゆきます。

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4 コメント

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いせえびさま♪ (ミイ)
2016-01-24 19:37:01
いせえびさま、こんばんは。
緑の苔が付いた石畳が美しいですね。
山の中に延々と続く石組みの道、その頃の歴史と苦労が想われます。
ヒノキの根っこが力強い感じで道に伸びて、足元に気を付けて歩かなければね~¡
熊野古道、一度だけムカシ歩いたことがあるのですが、
その頃は写真を撮っていなかったので、機会を見つけてもう一度行ってみたいです。
下りは海が見られるのですか~。楽しみです。
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ミイさま (いせえび)
2016-01-24 20:37:06
こんばんは。
こういう地味な写真をご覧いただき、またコメントをいただき、ありがとうございます。
熊野古道伊勢路で最も有名で、石畳も景観もすばらしいのは、馬越峠だと思います。
ミイさんが歩かれたのは、三重県内なら多分ここではないでしょうか。
馬越峠の写真は、昨年の6月7日にアップしていますので、またご覧ください。
熊野古道は歩くにはすばらしいところですが、写真としては色彩に乏しく、また単調で変化が少なく、2,3枚の写真ならともかく、10枚以上の写真で構成すると同じようなものばかりで、退屈な写真になってしまいます。
明日の古道はきょうよりも平凡な道なので、あえてアクセントをつけるため、古道部分をほとんど通らず、海が見える鬼ヶ城方面の山道を下って行きます。
古道の写真は、石畳が濡れ光る雨の日がいいのですが、晴れなので海は青くきれいですよ。明日もご覧ください。



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清滝 (こだる)
2016-01-24 22:22:58
こんばんは。
この角度からの清滝、見たことがありません。
中、上段部分がよくわかります、データベースでは60m、といわれ高い滝ですね!
ここはいつも夕方、そして見上げる写真しかなくてすごく新鮮です。
もちろん石畳は素晴らしいのですが清滝の微妙な段や絞りが見られて嬉しいです!!
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こだるさま (いせえび)
2016-01-24 22:50:30
こんばんは。コメントをいただきありがとうございます。
60mというのは、ずっと上の斜めになっているところからでしょうか。
北中さんの本は30mでしたが、地元のデータでは35mというのがあったので、景気のいいそちらを採用しました(^^;)。
2013年に熊野尾鷲道が出来てから、滝がすぐ見えるR42号は走らなくなりました。
今回、もちろん滝の真下からも写していますが、水量が少なく、また光線のぐあいがよくなかったため、遠景のほうの写真を使いました。
明日のルートに滝見の丘というのがあるのですが、昔に比べ、前の木々が大きくなったので、清滝はほとんど見えなくなりました。
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