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古代出雲の地 出雲かんべの里のブログ

はぎとうじん

2015-08-26 14:24:11 | Weblog

 対馬 豆酘(つつ)の歴史に残る哀話を秘めた仕事着、、、

 むかし、豆酘に鶴王という、貧しくとも美しい娘がおりました。その美しさは都にまで伝わり

 京へ召されることとなりました。
 
 しかし、鶴王は年老いた母を1人残す悲しみに 都へ向かう山道 自らの命を絶ってしまうのです。

 
 そして、村の女たちは化粧をしなくなり 着飾ることをやめ 継ぎはぎだらけの着物をきるようになったのです。

それが はぎとうじん とうい着物の由来です。


 

 自身を醜く見せるため、昭和30年後半まで、野良着として着用されていたそうです。

 この村の方たち、お美しいんです、、、


 継ぎはぎだらけといっても、現代の私達には絣のパッチワークのようで すごくかわいい
 
 そして、いろんな方に着てもらいました。

 お美しい方はより美しく、誰が着ても かわいらしく その人をひきたててくれているよう

 本当に美人隠しになったのでしょうか!?

 只今、かんべ茶屋にて展示中!  試着、撮影してみませんか?


   今後、民話館に巡回展示の予定です(*^_^*)