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ハナウド(セリ科)

2018年05月11日 | 日記
セリ科ハナウド属。 大型多年草で草丈1.5~2mにもなる。 晩春から初夏にかけて大きな傘型(複散型花序)の花序を茎頂に多くつけ、白い小さな5弁花を多数つけます。 頭花の周囲の花の花被は長くなる特徴があります。 葉は大きく三出羽状複葉ですが、大きいのでなかなか識別できません。 成長は早く茎は中空(茎の中心に穴があいている)です。 分布:本州以西~朝鮮半島、中国大陸北部に分布します。 山野に自生し多摩丘陵では鶴見川水系の堤防などの湿度の高い場所に時々見かけます。 ウドという命名ですがウコギ科のウドとは全く別種です。セリ科には他にウドの名の付く植物が多くあります。 食用としては樹液が肌に着くとやけどのような炎症を起こすことがあるので、あまり進めないが、若葉をフライ、粕漬けにして食べるという。 開花期:5月~6月。 
写真  ハナウド(花独活) 5月5日清水公園