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カモミール

2019年05月04日 | 日記
キク科シカギク属。 耐寒性一年草。カモミールという植物が他にあるため、特にジャーマン・カモミールという。 ヨーロッパでハーブとして、どちらも同じように使われてきた。 ロシアでは國花として用いられる。カモミールは地面を這うように生え、踏まれれば踏まれるほど丈夫に育つことに由来する。 別名:カモマイル、カモミーユ。 ローマンカモミールは多年草で花、葉、茎にも香りがあるが、ジャーマン・カモミールは花だけに香りがある。 原産地:ヨーロッパ原産。 ヨーロッパから西アジアのかけて分布し、草丈60cmほどになる。 葉は羽状複葉で、春先に中心の管状花が黄色で、舌状花が白い直径3cmくらいの花を多数咲かせる。 安全で効果的なハーブとして古くからヨーロッパ、アラビアで利用された。中世までは特にフランスなどで薬草として用いられ、健胃、発汗、消炎作用があるとして、婦人病などに用いられていた。 ハーブ処方の古典「バンクスの本草書」には肝臓の痛み、頭痛、偏頭痛、などに効果があり、ワインと共に飲むとよいと書かれている。 開花期:5月~7月。花にはリンゴに似た特有の強い香りがある。2月14日、3月14日、11月3日の誕生花。 花言葉:「逆境に耐える力」、「逆境に生まれる力」、「苦難の中の力」、「親交」。
写真  カモミール (4月21日自宅)