第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

『精神』を見た。

2010-08-16 11:10:14 | 社会福祉
精神 [DVD]
ドキュメンタリー映画
紀伊國屋書店


『精神』というDVDを見た。

「地域で共に暮らす」というキャッチフレーズを掲げているが、
地域で暮らすというのは、俺自身、当事者として、そんな簡単な事ではない。

そんな中、
何とか地域で暮らそうとしている方達の姿が映し出されている。

地域で暮らすためには、
○ 心理的
○ 経済的
この二つが整っていなければ、難しいと俺は、考えている。

二つが整って、ようやく、「自立」した生活が出来ると俺は考えている。

そこで、
病気になった人という視点ではなく
人間だけれども、たまたま病気になった人間という視点が必要だと感じる。

病気を捉えてみれば、
俺も、ただのキチガイである。
しかし、
たまたま病気になった人間と捉えれば、
病気が、その人間の一部になり、さほどの違和感はなくなる。
そういう視点が、いいと俺は思っている。
それには、
社会に住んでいる人の意識を変える必要がある。
意識を変えるためには、膨大な時間が掛かる。

その意識を変えるのを、
俺を含め当事者自身が変えた方が、より早い。

そういう意味で、
○ 何のために生きているのか?
○ 病気を受け入れて、社会で何が出来るのか?
これを、考え行動して欲しいと願っている。

その為には、前に記事にした
『居場所』があるからこそ、俺が俺自身に問い、見つめる事が出来る。

居場所=家族
家族がいるから、こそ、考え行動出来るのだと思います。
うちも、何度も家庭崩壊に危機がありました。
なんとか、それを家族で乗り越えてきました。
ですから、
精神の病気になってしまった方に、家庭崩壊だけは、しないよう願うばかりです。

このDVDは、
見る方によって、様々な見識を持たせてくれると思います。

また、
俺自身、これからは、二本足で立って歩くのではなく、這いつくばって生きて
いきたい。
家族の協力を得ながら、どのようにして社会に出ていけるのか。
それを挑み続ける覚悟です。




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