今日亭主の薬貰いに行った。何時も通る道で火事あった。
そこは空き家で閉まったままだった。外からでも閉まったままだと解る生活の匂いのない家だった。
何時火事になったのか、まだ焼けた臭いがかすかに残っていた。
焼跡をこんなに近くで見たのははじめてだ。裏のいっかくから燃えたらしくそこは屋根まで燃え落ちていた。
焼けた穴から玄関の方まで見えた。こちらは燃えなかったんだ。ガラス戸も見えた。
無人の家が燃えた。とっさに不審火だろうと思った。人家の続いた中で一軒でおさまった事は不幸中の幸いだった。
焼跡いっぱいに(危険立ち入り禁止)と書いたテ-プがはり渡してあった。
最近の火事のニュ-スでは、死者が出ることが多い。高齢者が多い。またまたと痛ましく思っている。