晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

翼賛情況

2006-09-20 20:35:02 | Weblog
 戦前の予想に反したコイズミ総裁誕生の時のような熱狂も無く、政敵も無く順調に安倍総裁が選出された。

 自民党の強さは、党内に野党的集団を抱え、常にバランス感覚が働くところにあったはずだ。雨に濡れたくないから庇の大きい方へ、おこぼれのポスト欲しさに多数派に組する。

 だが、その中心にいるのが、あのお坊ちゃん。家柄も良く、エリートの臭いがして、今時の勝ち組の代表。彼に、弱いもの、貧しいもの、虐げられたもの、蔑まれたもの、戦場に行かされるもの、ハンディキャップを持つものの気持ちがわかるだろうか。

 「再チャレンジできる社会」などと、上からものを見るような言葉でしか語れない。最初から、挫折を前提としている言葉ではないか。

 いずれにしても、安倍政権が短命で、彼がぼろきれの様に使い捨てられることを願いたい。この国の人々は、そこまで馬鹿でないと思っている。

 全く不愉快な一日である。2006.9.20を記憶しておこう。



 
コメント (2)
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