晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『ザ・ニュースペーパー札幌公演2014』

2014-05-25 09:39:32 | Weblog

 久しぶりの学食、今は選択方式なので、食べたいものを取っていくと、結構な値段になります。大昔は、カレッジランチ130円、エルムランチ180円といった一枚のお皿におかずが乗っていて、味噌汁、どんぶりごはんという組み合わせでした。金が無くなれば、50円の豚汁とライス、20円の卵とライスでお腹を満たしていました。体重52kgの時代です。

 『ザ・ニュースペーパー札幌公演2014』

 札幌では春、秋の毎年2回公演が恒例となっているザ・ニュースペーパーをいつもの道新ホールで観た。先週まで北海道新聞の夕刊で、小樽出身のリーダー渡部又兵衛氏の半生記が連載されていたが、それを読んでいた観客も多かったと思う。昨年の秋は、突然の急病ということでリーダーが舞台に上がれず皆が心配していたと思う。記事によれば、病状は相当深刻で、命を失っても不思議で無かったような状態だったようだ。

 昨日の公演では、渡部氏の姿が舞台上にあったが、歩行が相当難しいようで、支えられながらも気力を振り絞って演じていた。舞台人は舞台に立ってなんぼなのだろうが、彼のニュースペーパーにかける執念のようなものが伝わってきた。

 昨日は演目の構成も変えていて、歌手の谷本氏がいなく、官邸の安倍首相と菅官房長官を中心とした部分と、田原総一朗の朝まで生テレビ、さる高貴なご一家から成り、音楽やダンスを排した政治ネタを中心としたシンプルな作りとなっていて、ニュースペーパーの原点に戻った印象であった。

 何だかんだと言っても、ニュースペーパーは渡部氏あってのニュースペーパーであり、渡部氏の復活を願いたい。独身だった渡部氏が、最近、結婚したとも書かれていたので、きっと元気になると思う。

 

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