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北海道コンサドーレ札幌サッカー専用スタジアム構想 その2

2017-06-03 21:37:49 | Weblog

北海道コンサドーレ札幌サッカー専用スタジアム構想 その2

この話題については、丁度1年目に、このブログ2016.6.19に書きましたが、その後あまり話題になっていません。今は、北海道日本ハムファイターズ専用球場の移転に俄然注目が集まっているので、霞んでしまっているということでしょうか。否、違います。今、コンサは密かに日ハムの結論を待っていると思います。

では、日ハムはどうなるのでしょうか。チョット振り返ってみると、最初の秋元市長のコメントは「ドームを出ていきたいなら、どうぞ勝手に」というつれないニュアンスでした。それまでに、水面下で日ハムと市との間で、こじれる何かあったのではないかと推察されます。次に、ドームの採算上残ってほしいと言って、日ハムに蹴とばされました。その間に、隣の北広島が広い運動公園の土地を武器に提案したのは周知のとおりです。

秋元市長が市、日ハム、コンサの3者会議をセットしたが、一度きりで終わり、日ハムは移転、コンサはドームを使用するとの表明がありました。コンサの判断は、ドームを野球専用にされると、コンサの現状では試合をする場所が無くなってしまうので、コンサ専用スタジアム構想は口に出さなかったということだと思います。野々村社長はしたたかです。

その後、市は北大と八紘学園(一部道有地)の2か所、どちらも他人の土地を使うことを前提に提案をしました。これらの見通しはどうなのでしょうか。北大は、国立大学法人になって採算が問われるようになったとはいえ、理屈っぽく独立独歩の学者たちの合意を取り付けるのは容易ではないと思います。八紘学園は、難しそうな理事長さんがいまし。月寒ドームの道有地は後利用について民間業者からのコンペを終了したとの報道もあります。(リアルエコノミーHP)

では、北広島に決まるのでしょうか。ここに来て、日ハムは最後に市民の意向調査をして決めたいと言い出しました。圧倒的な札幌市民は、市外には持って行くなと言うでしょう。北広島の線は消えると思います。ただ、税金を投入した札幌ドームがあるのに、また別の施設に、それも一企業に税金を投入することに理解を得ること難しいと思います。

新しい動きもあります。JR北海道がエアポート4編成分の車両を40億円で発注したと報じられました。札幌―新千歳空港間を現行1時間に4往復(15分おき)を5往復(12分おき)に増発するためということです。北広島に日ハム新駅ができた場合、輸送力もアップです。

ここからは、推測です。日ハムが世論の意向で北広島ではなく札幌市内に決めた場合(僕は、先の2か所でも別の場所でもドームに戻っても、コンサの邪魔さえしないでいただければ文句はありません。)、では、コンサはどう動くでしょうか。

この夏に稼働する北広島の石屋製菓新工場、それに隣接する旧ダウ加工用地4.5ha(取得済)でコンサ専用スタジアム?JRアクセスは300mくらいで最高です。他に、北広島が日ハムに提案した運動公園用地、40ha以上もあります。北広島市と石屋製菓の関係は緊密と思われます。この春、北広島の市役所が庁舎を新しくしましたが、その最上階に石屋製菓の直営カフェが入店しました。

北海道コンサドーレ札幌専用サッカースタジアム、現実的には建設資金や維持経費など課題は山積ですが、石屋製菓の石水勲会長の部屋には、スタジアムの構想図が掲げられているということです。現在は、日ハムの結論待ちだと思いますが、あと1年もしない内に再び動き出すのではないでしょうか。

そのためにも、J1残留! 明日は、ヴィッセル神戸を撃破しに札幌ドームに参戦です!

 

 

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