今、高野連の野球特待生について厳しい見解が示されている。しかし、よく考えてみれば勉学に優れた者は奨学金制度で授業料以上の恩恵を受けれるし、音楽の道でも野球以外の高校スポーツでも、特待生制度は存在する。それなのに、なぜ今、高校野球の特待生は廃止しなければいけないのか？野球憲章が実態にそぐわないものならば、改めればいい。特待生にしても、公立高校の安い授業料に比べて高い私学の授業料の差額を負担するだけのところもあれば、全国から有望選手を集めて丸抱えのところもある。しかし、規制するなら、越境入学を禁止したりするのはいいかもしれないが、野球だけ特待生制度を廃止せよという、今の高野連の態度はおかしい！