高齢者の暮らし、あれこれ

親の介護が一段落し、介護予備軍の夫との日々

お手伝いの原点

2020-11-07 09:31:56 | 日記
『古希』を迎えた私。
当然、周りの友人たちは高齢者になっている。 
ご近所もしかり、である。

幸い、我ら夫婦は身体的にまだ動ける。
ので、
“お一人様” や運転ができなくなった人達に声がけし、
『便利屋』をやっている。 

基本、ボランティアとして無料でやってあげたい。
が、
頼む側では、そうはいかない。
その気持ちも、よく分かる。
折衷案で、いつも悩み「押し問答」を繰り返す。

今回は「立会い」。
お一人様で、家電処分に男性店員が来るという。
「ちょっと不安だから」との依頼。
お安い御用!
美味しいお茶をご馳走してね。

お茶の先生の彼女。
ご主人の遺していったオーディオセットを売却。
「8年経ってやっと決心がついたの。」

私は、
ただ周りをウロウロしただけ。
二束三文で引き取られることの多い中、
スピーカーに6万円の値が付いた。 

引き取り後、
美味しい抹茶をご馳走になっていると、
「思いがけなく高値で引き取ってもらったわね。」
「おかげさまで・・」
と言って万札を差し出された。 

ここで『押し問答』 

お茶とお菓子の他、
菓子折りやら野菜・果物など、
すでに色々いただいている。🍎🥕🥬

で、
私の “心情” をお話しした。
私の母は、95歳まで一人暮らしをしていた。
お茶・お華の先生としての “仕事” があったから。

80を過ぎた頃から、
流石に人の手を借りることが出てきた。 
ヘルパーさんは勿論のこと、
親戚や周りの友人・知人の方々の好意に頼った。

そんな “好意” に支えられたればこそ、
母も私も好きな事を続けられた。 

その一人一人に恩返しは難しいので、
私の周りで、“人助け” をして恩返しの真似事をしよう。
そんな思いで “お節介声かけ” をしてきた。 

そんな話で納得してもらい、
美味しい抹茶をおかわり。 🍵

ちなみに、
お抹茶と一緒に出されたのが『亥の子餅』
昨日、折形教室で習ったばかりの「炉開きの時のお菓子」
流石、お抹茶の先生。
ご馳走様でした❣️




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