日の出より早く起きる、この時期。
東のブラインドを開けると、
家並みと空の境が、濃い赤に染まっている。
薄暗い中、
ストーブを点け、ももとあたっていると、
日が昇ってくる。 🌅
この時期は、
朝日が室内のガラスに反射する。
これを見るのが、好きである。
今読んでいる、助産院の物語。
人も “動物” だから、
「お天道様と一緒に生活していると、体が自然のリズムに乗れるようになる。」
大昔は、新月に生理がきていた。
だから、満月に妊娠しやすくなる。
出産は、潮が満ちる時に始まる。
これを読んで、
満月の産卵の光景が頭に浮かんだ(テレビで見たのだが)。
人間は、高度な知識を得、
自然をコントロールしていよように見えるが、
どこかで歪みが出ているのだろう。
起きて朝日を浴び、
暗くなって睡魔がやってきて眠りにつく。
こんな生活ができていることに、感謝。