数日前から朝夕は涼しくなり過ごしやすくなりましたが、日中はそれなりの気温になります。
当地の今日の予報は31℃で真夏日になりそうです。
それでも近くの田圃では稲刈りが始まっています。
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この前の台風の余波で倒れた稲も問題なく刈り取られているようです。
田植えも機械化され、以前のような手植えの風景はほとんど見ることが無くなりました。
これらの稲作の機械化は一つの病気の減少に大きく貢献しました。
それはレプトスピラ症で、以前はワイル病、秋疫などと呼ばれた病気です。
原因菌はレプトスピラと呼ばれるスピロヘータの仲間です。
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この病原菌は野口英世が黄熱病の病原菌と間違って報告したものですが、レプトスピラと命名したのは野口英世です。
この細菌はネズミの尿に含まれており、ネズミが尿をした田圃で素足で田植えをすると感染することがあります。
ワクチンの普及や稲作の機械化によってこの病気はほとんど聞くことが無くなりました。
それで日本ではこの病気に対するワクチンの製造は中止されました。
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