世界「男女平等ランキング2021」が発表されたのを見たが、日本は153ヵ国中120位だそうである。
順位は「ジェンダー間の経済的参加度および機会」「教育達成度」「健康と生存」「政治的エンパワーメント」の4種類の指標を基に格差を算定し、ランキング付けされている。
最近、頻繁に報道されているアフガニスタンのタリバンも女性の権利を尊重すると躍起になっている。
このような話を聞くと、いつも思い出すことがある。
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道元禅師の著書「正法眼蔵」の第二十八「礼拝得髄」に以下の文がある。
「・・・男女を論ずることなかれ。これ仏道極妙の法則なり。」
「・・・たとひ七歳の女流なりとも、すなわち四衆の導師なり、衆生の慈父なり。」
この「礼拝得髄」が書かれたのは、ほぼ800年も前の1240年のことである。
(これらのことは修証義第四章にも書かれている。)
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