夏を迎えると、あちこちで野鳥の巣立ちが始まり、幼鳥をいろいろ見かけるようになりました。気にしないで見るとその違いはあまりわかりませんが・・・
・くちばしが黄色がかっていて、成鳥よりも口が大きく開く。
・色が成鳥よりも薄かったり鮮やかでない。
・巣立ちしても親鳥からエサをもらっている。
など、すべてが共通の特徴でないかも知れませんが、双眼鏡で観察すると区別は容易にできるものがあります。また、街中では電柱のアングル材や踏切警報機の空洞部といった「こんなところで?」というところに営巣している様子を見つけることもあります。
筆者は天文屋ということもあり、野鳥は近場でしか見ませんがそれでもいろいろな発見があり楽しいものです。例えてみれば都会で見る天体観測の野鳥版といったところでしょうか。
そんな巣立った幼鳥たちのかなりの数は生き残ることができない現実がありますが一羽でも多く生き延びて新たに営巣してほしいものです。(kon)
画像上から
踏切警報機に営巣したスズメ
シジュウカラの幼鳥
ハクセキレイの幼鳥
カワセミ幼鳥への給餌シーン
GOTO投映応援サイトドームなび内のコラム「星夜の逸品」ですが、『戦前の「コメット号」~数奇な運命を辿ったダイアナ号とコメット号~』がスタートしました。戦前の五藤光学を代表する望遠鏡と言えばおなじみのウラノス号ですが、今回はそれ以外の機種にスポットを当てています。望遠鏡愛好家必見なので是非ご覧ください。(kon)
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