五藤光学研究所 嶋 邦博さんがうしかい座方向の銀河NGC5685に超新星を発見しました。発見は2017年1月2.79日(世界時)、五藤光学研究所 八ヶ岳観測所の45cmカセグレン式望遠鏡に0.33倍レデューサーを装着、冷却CCDカメラを使って4.8億光年かなたの銀河内での星の大爆発をとらえることに成功しました。
発見後はなかなか分光観測の報告があがらず確定されなかったのですが、先日リック天文台によってIa型超新星という報告が公表されSN2017Bという番号がつきました。
嶋さんの超新星発見は、2016年12月、おうし座方向の銀河CGCG 466-003に発見したことに続き通算で6回目となります。新月期中心の限られた時間の中にも関わらず精力的に捜索を続け、2年続けての発見となりました。
嶋さん、6個目の発見おめでとうございます。 (kon)
画像上:発見時の画像(嶋邦博氏提供)