東亜天文学会の機関誌 天界の6月号ですが、天体スペクトル解析ソフトRSpecで解析したこと座のベガのスペクトルが表紙を飾っています。
さっそく紙面を見ていくと、モノクロ2ページで鳥取県 足利裕人様の「入門用分光観測キット」の記事が掲載されていました。
足利様は昨年天体スペクトル観測キットを購入して以来、精力的にスペクトル観測に取り組んおり、その成果と観測キットを天界で発表されました。限られたページ数の中で、観測キットの紹介から実際のスペクトル撮影・解析について簡潔にまとめられています。
この記事は反響があり、記事を見たというメールをいただいたり、この記事がきっかけで天体スペクトル観測キットを購入した方もいらっしゃいました。東亜天文学会は天体観測にウエイトを置いていることもあり、そうした点からも天体スペクトル観測キットが注目されたのかも知れません。
改めて記事を書かれた足利様にお礼を申し上げるとともに、今後の観測成果も期待したい思っています。