西空で見えるようになった紫金山・アトラス彗星ですが、13日土曜日の夕方にようやくとらえることができました。
昼間にMX-HD赤道儀を原点復帰から南中付近の太陽・金星を導入しておおよそ極軸を合わせ、追尾を確認しなが修正しました。
太陽が沈み、暗くなるにつれて彗星がはっきり見えるようになりました。月明りと光害がある中でも7倍50㎜双眼鏡で4度近い尾を確認しました。撮影画像も尾は1コマ画像でもしっかり写っており、複数枚コンポジット処理でさらに明瞭になっています。
彗星はこれから徐々に暗くはなりますが、高度は上がってくるのと尾は伸びているのでしばらくは観測を楽しめそうです。
画像データ
2024年10月13日 18時07分から 露出4秒×20コマ ISO640
6㎝屈折(f=264㎜)ニコンD810A MX-HD赤道儀 で撮影・処理
場所 五藤光学研究所(東京都府中市)