昇交点

五藤テレスコープ的天文夜話

MX-HD赤道儀デモ 府中市郷土の森博物館 11月7日(土)

2020-10-27 14:29:52 | 製品情報


件名につきまして、11月7日(土)、府中市郷土の森博物館  星空観望会にMX-HD赤道儀を持ち込みデモをいたします。

星まつりが中止又はネット配信のみでの開催になってしまったので、MX-HD赤道儀を見る貴重な機会になるかと思います。

府中市郷土の森博物館と星空観望会の内容・参加申し込みにつきましては下記リンク先を参照ください。

※事前申し込みによる定員制となっています。
※参加費がかかりますのでご了承ください。
※天候やコロナウイルス感染状況によっては変更になる場合があります。


■関連リンク

MX-HD赤道儀
http://gototelesco.co.jp/mxhd.html

府中市郷土の森博物館
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/index.html

星空観望会について
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/1000075/1002888/index.html


今シーズンの火星

2020-10-19 14:01:17 | 天体観測



今シーズンの火星ですが、前回の大接近に比べても、視直径は20秒を超えているし、何よりも南中高度が高いのでむしろ条件は良いくらいだと思います。しかし、関東はずっと晴天に恵まれない状況で、好条件にもかかわらずいささか残念な状況が続いています。そのような中で、昨夜は久しぶりに晴れたので火星を見ると、大シルチス・ヘラス・サバ人の湾~子午線湾といった火星の名所を見ることができました。また南極冠も小さいながらポツンと見えています。しかし、時間が経つにつれ寒気が入ってきたのか、気温が下がってくるにつれ、シーイングが悪化し、火星がグニョグニョに歪むような状態でした。なかなかうまくいかないものだと思いましたが、画像のように撮影もでできたので良しとしたいところです。

さて、火星で思い出すのが以前ブログで書いた「星のふるさと」のことでしょうか。
(記事は下記URLを参照ください。)

https://blog.goo.ne.jp/gototelesco/e/341daaa0dac84335194142fb8ab3063b

四日市市の主婦 鈴木壽壽子さんが6㎝屈折望遠鏡による火星スケッチの高い観察眼だけでなく、その時の様子を書いた情景あふれる文章は天体だけでなく、五感で観測を楽しむことを教えてくれました。

この大接近の後、条件の良い接近を迎えるのは2033年とのことなので、できる限り観測していきたいと思います。




 

 

 


府中市郷土の森博物館星空観望会でMX-HD赤道儀デモ

2020-10-02 13:25:44 | 製品情報







10月1日(木)は府中市郷土の森博物館で星空観望会がおこなわれ、弊社はMX-HD赤道儀のデモをおこないました。

実は7月と8月も予定していたのですが、あいにく天候が悪く中止が続いたため、今回が初めてのデモとなりました。
この日は中秋の名月ということで、郷土の森博物館はお月見を目当ての来場者でにぎわいました。

MX-HD赤道儀には6㎝屈折にCMOSカメラを取りつけ、月と接近中の火星を電視観望でご覧いただきました。

その際に何人かGoogleアシスタントを使って口頭で月や火星の導入をやってもらったところしゃべって望遠鏡が動作するということで驚かれてました。これまで観望会は参加者が望遠鏡を動かすということがなかなかなく、どうしても受動的になりがちなのですが、MX-HD赤道儀のIoTスマートモード機能を活用することで望遠鏡操作のハードルを低くできる可能性を感じました。

また、購入を検討するために参加した方もいて、実機をご覧いただけたこと、質疑に対応できたことで参考いただけたのではないかと思います。

このデモは今後もおこないたいと思いましたので、次の予定が決まりましたら、弊社ホームページとブログに案内いたします。