秋の兵庫県立芸術文化センター
11月9日 小ホールにて
<ローラン・ディアンス ギターリサイタル>
プログラムを決めずに始めるのがディアンス流演奏会
「最高の音楽を生み出すためには、その日の雰囲気や会場の音響を感じるだけでなく
その瞬間の気持ちに誠実な演奏をしたいという深い思いがあるから
曲目についてはお客さんとの温かいふれあいを大切にしたい」
こうおっしゃっているようだが
この言葉に間違いはなし
とてもあたたかいふれあいを感じた演奏会でした
ステージのぐるり客席の小ホール
私はディアンスの右ひじの真後ろの席
大きな背中から聞こえてくる美しい音と
左の指、動きがつぶさに見え
初めての聞こえ方に想像力を駆り立てる
貴重な体験でした
知らない曲が多い中どれもステキで
ギターの奥深さを堪能し
身を乗り出して拍手をしていたところ
なんと
アンコールの最後の曲は
私たちC席の方にを正面に弾いてくだる
そしてその音色、響きが
今までと全く違ったものだったのは
とても深い感動で胸が熱くなりました
もちろんその曲が終わったら
立ち上がって拍手=スタンディングオベーション
(たぶん・・・私ともう一人ぐらいだったかも)
しかし演奏会後、隣の方と
後ろの大学ギター部の4,5人が
興奮さめやらず誰もが帰った後残って
「最高だったよね~」などと
感動を分かち合いました
(仕切りは私。。。)
帰りは急いでたため1部のみの曲目をメモ
1、インプロヴィゼーション
2、The Wiz
3、天使のワルツ
4、舟歌
5、7ワルツOP69=1 ショパン
6、Alba ne-ra
7、最後の夢
2367はディアンス作曲