横綱は「青色LED」「羽生・錦織」 今年のヒット商品番付
2014年11月29日05時00分
三井住友銀行系のSMBCコンサルティングは28日、2014年の「ヒット商品番付」を発表した。日本が世界で躍進することへの期待をこめ、東の横綱に「青色LEDノーベル物理学賞受賞」、西の横綱に「羽生結弦、錦織圭」の両選手を選んだ。
大関には、子どもに人気のゲーム「妖怪ウォッチ」と、ディズニー映画「アナと雪の女王」が選ばれた。世界文化遺産や無形文化遺産に選ばれた「富岡製糸場、和紙」、入場者が増えた大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が関脇に入った。
小結は「消費税」と「プチ贅沢(ぜいたく)商品」だった。4月に消費税率が5%から8%に上がって消費は低迷しているが、お菓子やビールではささやかなぜいたく志向があったという。
昨年は「アベノミクス効果」が横綱だった。今年はアベノミクスで進んだ「円安」が前頭6枚目で、「女性活躍推進」と並んだ。
■2014年のヒット商品番付
[東]/[西]
【横綱】青色LEDノーベル物理学賞受賞/羽生結弦、錦織圭
【大関】妖怪ウォッチ/アナと雪の女王
【関脇】富岡製糸場、和紙/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
【小結】消費税/プチ贅沢(ぜいたく)商品
【前頭1】NISA/NHK朝ドラ
【前頭2】終活/小容量商品
【前頭3】希少糖/Wトクホ
【前頭4】東京再開発/絶景ブーム
【前頭5】格安スマホ/ロボット開発
【前頭6】円安/女性活躍推進