なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

「立冬」。今日から冬が始まるよ!と暦が伝えています

2019年11月10日 05時52分11秒 | 気象情報

「立冬」。今日から冬が始まるよ!と暦が伝えています

 

2019年11月08日

「立冬」。今日から冬が始まるよ!と暦が伝えています
江戸時代に作られた『暦便覧』に「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆればなり」とあるのが「立冬」です。木枯らし1号が観測され、寒冷地では大地が凍り始める冬の初めですが、春を感じさせるような暖かい小春日にはやさしさとぬくもりを覚えます。すこしずつ、すこしずつ冬へと進むその始まりが今日の「立冬」といえましょう。私たちの生活を見まわしてみると冬というよりは、晩秋を楽しむ時季といった方がしっくりくるかもしれません。色づき始めた木々を見上げると、透けてさしこむ日ざしにまだ眩しさが残っていることを感じ、ホッとすることもあるのではないでしょうか。さあこの季節の風物を探してみましょう。
吹く風に寄せられた色とりどりの木の実や落ち葉、だれも何もしていないけれど「なんだかきれい!」そんな自然が生み出した美しさを切り取ったことばが「吹き寄せ」。冬の始まりの景色です。紅く染まった楓、黄色くなった公孫樹(いちょう)、緑のままの松葉、転がっている松ぼっくりなどを型で抜いた和三盆糖の干菓子は、季節の手みやげにもぴったりです。お菓子だけではありません、煮物や揚げ物など季節のものをいろどりよく盛り合わせれば、夕食のテーブルに季節の華やぎが加わります。立冬とはいえ、今年は遅くやって来た秋をもっともっと楽しもうではありませんか。

冬を告げる花は? 「山茶花」が咲いていますよ

秋から冬へと向かう季節に、ひときわ華やかな赤い花をつける山茶花は、町行く人を元気にしてくれます。童謡「たきび」には、山茶花の咲いた道でのたき火がうたわれていますね。北風が吹いても元気な子どもの声、たき火にあたって共有するぬくもりの幸福感が、山茶花の明るさとともに感じられます。

「山茶花の金の蕊病癒えしかな」 石田波郷

波郷は戦争中に結核を患いその後は病と対峙しつつ句作を続けました。波郷が山茶花に見た生命力を感じる1句は、ふだん何げなく生活できることをありがたいな、と気づかせてくれるのです。
ところで、山茶花と椿は区別が難しいですよね。現在ではどちらも多くの品種ができて、その区別は一概にはいえないそうですが、通常花ごとポトリと落ちるのが椿、花びらがハラリハラリと散っていくのが山茶花といわれています。そういわれてみると、山茶花の花には柔らかな風情があるような気がしますし、椿は寒さの中に凜とした姿で春を告げる花だな、と感じられます。

ぬくぬくとあったまる「焼き芋」これからの季節の定番です

芋の種類もさまざまに増えて、最近は焼き芋がとても美味しくなっているようです。スーパーでも焼き芋専用機でよい香りを漂わせていることがありますが、気づかれていますか。いつでも手軽に買えてありがたいですね。季節感といえば、やはり煙突から煙を出しながらリヤカーを引いているおじさんの「い~しや~きいも~」の声に走って行って買う焼き芋が懐かしい、という方もいらっしゃるでしょう。リヤカーが小型トラックになり、公園の入口で夕方になると止まっていてくれるいつもの焼き芋やさん、通りすがりについつい買いたくなってしまう、そんなスタイルもまだまだ見られるようです。「寒いね」っていいながら、どれにしようか迷い「ちょっと大きいのを」なんていって焼け焦げのついた軍手で取ってもらう1本。「おまけだよ」と小さいのを1本入れてくれたときの人なつっこいおじさんの顔。やっぱりスーパーやコンビニにはない楽しさ、心もあったまります。

さあ、今日は1本買って帰りましょうか。

今月中旬 2つの流星群が見頃に 天気は?

2019年11月10日 05時47分30秒 | 気象情報

今月中旬 2つの流星群が見頃に 天気は?

 

2019年11月09日18:25

今月中旬 2つの流星群が見頃に 天気は?
11月中旬は流れ星を見つけるチャンス。13日は「おうし座北流星群」、18日は「しし座流星群」が見頃を迎えます。
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おうし座流星群は活動期間が長く、南群・北群ともに10月半ばから11月末までです。極大日は南群が11月6日頃、北群が11月13日頃と予想されていますが、出現数が少なく、あまりはっきりしないため、極大日にこだわらなくてよいでしょう。北群の極大日と予想される13日は満月過ぎなので、月の条件は良くありませんが、おうし座流星群は明るい流れ星が見えることで知られており、気長に夜空を眺めてみるのもよさそうです。

来週にかけて星空観察日和は?

今夜は太平洋側は晴れる所が多く、星空観察によいでしょう。あす10日の日中は日本海側も含めて日差しの届く所が多いですが、夜は所々で薄雲が広がりそうです。11月中旬は火星とスピカが接近して見え、10日から11日明け方に最接近しますので、赤い火星と青白く光るスピカを楽しむのもよいでしょう。来週は前線を伴った低気圧が度々日本付近を通過し、天気は短い周期で変わりそうです。おうし座北流星群の極大日である13日は晴れマークの所が多いものの、天気は下り坂に向かうため、最新の予報を確認してください。

しし座流星群

さらに再来週、18日は「しし座流星群」が見ごろとなります。今年は活動が活発な時期から外れてしまっているため、大出現は望めませんが、毎年明るい火球があらわれるとのことです。月明かりがあるのが残念ですが、運試しに流れ星を探してみるのもよいでしょう。星空観察の日は晴れてほしいものですが、晴れると朝晩はグッと冷え込みます。長い時間、屋外で過ごすと想像以上に体が冷えますので、寒さ対策を忘れないようにしてください。