ぐりんのキッチンダイアリー green kitchen in Hamburg

旦那さま(菜食主義)と息子とドイツでのベジーな生活。マクロビ修行とヴィーガン料理と子育て日記。

ポルトガルの南②市場が楽しい

2017-05-06 | ベジー日記
(ポルトガル旅行の続きです)

ポルトガルのAlbufeiraではキッチンつきのコテージに宿泊したので自炊もできました。

ポルトガルの市場を見てみたいなあ、と自分から言う前に、
青空市場を毎週楽しみにしているのを知っている旦那さんが
Louleという近隣の町の土曜朝市がいい
という情報をガイドブックでゲットしてくれていました。

車だと30分ほどらしいですが、
各ホテルで乗客を拾っていく大型バスのピックアップツアーに参加したので
片道1時間ほどかかりました。

ガイドブックのお勧め通り、とてもかわいい町で、
マーケットはすごい賑わいでわくわくしました。

伝統的な市場は屋根のある建物の中で、
スペインのバルセロナの真ん中にも似た感じの屋内市場があって
どちらも同じような活気でした。

新鮮なシーフードコーナーもあって日本人としては見ているだけでドキドキ。

一番気になったのは巨大な魚の干物です。

塩漬けのタラのようでしたが、残念ながらお料理を食べる機会は逃しました。




自炊できるのでカブやパプリカなど新鮮な地元産の野菜を選んだり、
お土産用にドライフルーツやアーモンドのビスケット、
ピリピリという唐辛子のソースを買ったりしました。

旦那さんは試飲しながら自分用にポートワインを買えたので満足そう。
(ポートワインはポルトガルの甘いワインのことなんだと私は初めて知りました。)

ちなみにLouleではジプシーマーケットも土曜朝に開催されるのですが、
これはフリマっぽい感じの物品市場であまり興味はそそられませんでした。
(偽物だろうなというブランド品が多く売られています)

滞在した4月下旬はオレンジの季節のようで、道路沿いにオレンジを販売する車も見かけました。



売り子のお姉さんによると、
15分ほど離れたところのオレンジ畑でとれたそうで、
試食すると酸味がなくとても甘くて。
ついつい5キロ入りの袋を買ってしまい食べられるかと心配しましたが、
家族3人でジュースにして飲むとあっという間でした。
(キッチンには電動のオレンジ絞り器もついていました。本当に便利な宿。)

持参した梅干しと海苔でおにぎりを作ったりもしていましたが、
ビーチ付近のお店でランチを食べることも何度かあり、
ここぞとばかりにポルトガル風のイワシの丸焼きを食べてみました。



家では自分もビーガン料理がメインなので、
とても久しぶりにイワシを食べましたが、懐かしくて香ばしい。
ナイフとフォークで焼き魚を食べると意外と楽なことを発見しました。

旅行するとビーガンの旦那さんは外食が難しく、
海辺のレストランではパスタ系や野菜ライスやサラダなどで、だんだんとタンパク質が足りなくなってきます。

今回はインド料理やハンバーガー店で、ビーガン対応にしてもらったり、
屋台のアイスクリーム屋でも食べられるアイスを発見できましたが、
やっぱりキッチン付きにしてよかったです。

1歳7か月の息子はこの旅で朝から晩まで毎日パパと遊びまわって楽しかったようで、
食欲がとっても旺盛になりました。



野菜を食べないなぁ、
と少し前まで心配していたのが噓のように、
自分から野菜も魚も卵料理も乳製品も(宿泊プランは朝食付きにしていました)
何ともおいしそうに食べていました。