おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 昨日午前のトルコでの事件。⇒資金はBTCへと。
…インフレしている現況で利下げしたエルドアン大統領。∴トルコリラは一段の下押し圧力へと。
⇒利下げに反対したトルコ中銀の委員ら3人を解任したエルドアン。⇒トルコ中銀の金融政策は機能しないと見ての、更なる一段二段の下げがあるとマーケットは見ている。
⇒∴トルコはハイパーインフレへと向かうと見られており(エネルギー輸入国なので、輸入物価上昇での国力低下)、「非常に恐ろしい事態になる」とソニーFHの石川さん。
…昨日の米PBSのニュースでは、米商務長官が「インフレは本当に一時的なのか?」という質問に対して⇓
「私たちは住宅価格インフレを抑え込んだし(『木材価格は下落したでしょう?』と)、混乱しているサプライチェーンにも介入しているし(米LAの港湾を24時間体制にするようバイデンが指示を出した、と)。半導体生産の回復には少し時間がかかるが、エネルギー価格高騰でのインフレ懸念は米国民皆で協力し合えば何とかなることなので。米の国力をつけるために、バイデン大統領は職業訓練や子育てケアetc. への投資額も増やしているので(※中間選挙対策での『経済格差を無くすため』が意図か)」
と、”インフレは一時的”を貫き通していました(『インフレは一時的ではないのでは?』という市中⇒∴財布の紐を引き締めることとなり、∴米景気の減速へと向かう、というマーケットの読み)。「エネルギー価格etc. 皆で協力し合う事」を結構強制する勢い(価格転嫁の我慢要求か)。
物流網はOKなのに”働き手が居ない”、人的要因な今のサプライチェーンアウトは、Xmas商戦にも影響大で、ひいては米景気もシビアな状況になる、とマーケット。
…台湾TSMCが日本に半導体工場建設、という報道(昨日のTSMC決算発表時に表明した)。
日本政府の資金補助で来年着工、2024年の稼働を目指すとしている(も、取締役会の承認が必要)。
世界的な半導体不足でEUなどが自国内供給網を促されている今、日本での生産供給を選んだ台湾(というか米?)。
- マネックス:吉田さん(昨夜のMX:WORLD MARKETZ)。
…「なぜ今、円が独歩安なのか?」
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- 今月の雇用統計etc. 為替が米経済指標に敏感に反応し始めている(インフレ懸念で)。
- 説明がつかない動き。
- 「脱小動き」。「エネルギーがはしゃいでいるだけ」。
- 日本の”構造問題”etc. は、昔から言われてきている課題なので。「こういう時は、シンプルに考えましょう」と吉田さん。
- 現況の米$高は、米2年債利回りに連動。
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…米長短金利差は縮小している。(テーパー開始後の経済減速懸念で10年債は買われ、政策金利の利上げで2年債は売られている今・10⇓2⇑)
これは、教科書通りの動き。金融政策の転換局面では、長短金利差は縮小する。
2年債利回りが0.25%を軽く超えている今。リーマンショック後、2年債利回りが0.25%を下回ったのは、2011.4~2011.10のみ。この時と全く同じ動きな今。⇒∴「120円を目指すと見られる。115円は通過点にすぎない」
…120円方向。126・127もあり得ない話ではない。
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- も、「ファンダメンタルズ次第なので(特にCPI・PPIなど、個人消費の動向に関するもの)。絶えず情報をチェックするように」と。
- 過去、52週線を超えてくれば、長期トレンドとなっていたので(2年以上は続く&過去則では20%以上は動いている)。⇒今は52週線を超えてきている。∴年初の102円からの20%超えは、120円の可能性。
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よろしくお願いいたします。