暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#397

2022-02-08 22:54:03 | 日記

こんばんは。


<気になる材料>

  • 昨夜NYのMINT(1年以下国債)に過去最大の資金が流入した理由。

…債券専門ヘッジファンド達の危機回避。

FRBのハイペースな利上げ見込みを織り込んでの、リスクが小さい物(デュレーション(期間)が短いもの)が人気となってきた。すぐに逃げれるように。

米10年債etc. ボリュームの大きいものは避けられる傾向に(金利上昇(売られる)のダメージを負いやすいので)。&長期債券ETFも売られ始めている今。

…FRBによる利上げ=長期国債利回りの上昇=MBS(住宅ローン債)の信用失墜の可能性(QTも始まればなおさら)

5年以下国債<1年以下国債、な今。長期のインフレ連動国債から乗り換え、短期物に集中している今。→コンベクシティヘッジを懸念するムードが広がっている。

早期償還してくれないMBSなので、「30年もずっとMBSや長期債券を持つのは怖い」という投機筋たちがコンベクシティヘッジで米国債を売ってくると見られている。そのトリガーが米10年債利回り1.95%。

→1.95%に達すれば、売りが売りを呼ぶ展開になると見られている。(”4月に10年債利回り2%”が視野に入ってきた)

∴3月FOMCまでマーケットは不安定と見られる。も、”3月に0.5%利上げ”はいくらなんでもタカ派すぎる、とWORLD MARKETZ アセンダント:山中さん。


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#396

2022-02-08 08:59:17 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • 「ウクライナへのサイバー攻撃が急増。ロシアが関与か」と。

…米10年債利回りが殆ど動かずの昨夜NY(1.919%(↓0.013))。その裏で、

          • MINT(1年以下国債)に過去最大の資金流入。
          • BSV(5年以下国債)は3年ぶり最大の資金流出。

ジェフリーズ(Jefferies'Kumar):「今年は各国中銀がフリーハンドを確保しているので、投資家にとっては何が起きてもおかしくない危険な状態」と。

…米政府がトランプ時代にかけた関税「対日鉄鉱関税」の一部免除を発表へ(アルミニウム関税(10%)は継続)

昨日は国会で林外相が、自身の発言(米軍とのオミクロン情報共有認識の違いについて、米軍に回答を求めた)を反故にしていました(米にひよった)

…zerohedgeさん(2/6)「クレジットスプレッドのワイド化(ジャンク債HYが売られ続けている今)に要警戒。2015年の利上げ時、S&P500に対し(大崩れなし)、HYETFの急落(2014年から始まり2016年が大底(2年かけて)。95$→78.1500まで急落)の時と似ている今」

VIXと相関性のあるIG債/HY債(VIX⇓ならクレジット価格も⇓(売))。2015年利上げ時は、両者相関性は維持しながらも大きくデカップリングしてしまった。&SP500とHY債価格も大きくデカップリングした(SP500は大崩れ無し。も、HY債は大底78$をつけた)

∴債券(クレジット)を無視できないパルエル(買いオペの含み損が増となってしまうので)。→∴国債売りの金利⇑へと。

∴パウエルが抱えている問題は”金利上昇でのインフレ”であり、そのインフレの原因の根本はQE/m2の過度な成長。(FRBによる資産購入プログラムでの社債・CPI・IGHYの買いオペのし過ぎ)

→∴BSの縮小は、より広い信用スプレッド(クレジットスプレッド以外にも)への潜在的な危機へと繋がり、もしBSを縮小しないのであれば、インフレとの戦いは”金利上昇による敗北”となってしまう。

…GOLDは投機筋の買いが多い今(米5年実質金利が一時マイナス1%。まで上昇したNY。2020年半ば以来の高水準)

米10年債利回りが1.95%達成で、MBS(モーゲージ債。住宅ローンの)のコンベクシティヘッジ(国債売り)を誘発する可能性」とブルームバーグ。(MBSが買われるという事は、IG/HYの更なるワイド化?)

…信頼しているTwitterの方。

「ECB後、欧州周辺国のスプレッド上昇と共に、欧州コーポレートスプレッドも拡大傾向を強めたことで、米IG/HYスプレッドにも拡大圧力が強まり、∴米HY債利回りが2020年4月以来の水準まで上昇している(売られた)=ワイド化。∴クレジット市場ワイド化で神経質なマーケットとなる一方で、VIXは低下傾向。デカップリングが鮮明」


よろしくお願いいたします。