イャンクック討伐で、さらに村は潤った。
市場も活気に溢れ、商人達が買い付けに訪れる。
村の近くにイャンクックのようなモンスターが来ることは珍しい。
そして、イャンクックを狩れるレベルのハンターがいれば、安全な生活をおくれる。
オババがそっと近くに寄ってきた。
険しい顔をしている。
「翼竜が村人を襲った。
幸い、怪我人はないが…
かなりやっかいな相手じゃ」
「やっかいな相手?」
「翼竜じゃよ、今までの相手とは違う。
よい情報もある」
「なんです?」
「目が退化しておる」
「それはいい情報だ」
「悪い情報もある」
「なんです?」
「雷撃を使う」
「雷撃?」
「ああ、放電と言った方がいいのか。じゃが雷の球が飛んで来たと言っておる」
「おいおい、どうやって戦うんだよ」
オババはジッと俺を見る。
「お前は強くなった。厳しい相手じゃが、きっと勝てると信じておる」
「それは断れない依頼なんだな?」
「窮を要する。村の人間を襲っているのだ、捨て置けぬ。
村に入って来ないとも限らん。
大型とは言えぬが翼竜じゃ、被害も馬鹿にはならん」
「確かにな…。
解った。行こう」
ついに翼竜と対決だ。
雷撃相手に、剣士の俺に戦いようがあるのか。
今更、ガンナーになるか?
まずは一戦交えてみよう。
対策案もなく、ふらりと村を出た。
市場も活気に溢れ、商人達が買い付けに訪れる。
村の近くにイャンクックのようなモンスターが来ることは珍しい。
そして、イャンクックを狩れるレベルのハンターがいれば、安全な生活をおくれる。
オババがそっと近くに寄ってきた。
険しい顔をしている。
「翼竜が村人を襲った。
幸い、怪我人はないが…
かなりやっかいな相手じゃ」
「やっかいな相手?」
「翼竜じゃよ、今までの相手とは違う。
よい情報もある」
「なんです?」
「目が退化しておる」
「それはいい情報だ」
「悪い情報もある」
「なんです?」
「雷撃を使う」
「雷撃?」
「ああ、放電と言った方がいいのか。じゃが雷の球が飛んで来たと言っておる」
「おいおい、どうやって戦うんだよ」
オババはジッと俺を見る。
「お前は強くなった。厳しい相手じゃが、きっと勝てると信じておる」
「それは断れない依頼なんだな?」
「窮を要する。村の人間を襲っているのだ、捨て置けぬ。
村に入って来ないとも限らん。
大型とは言えぬが翼竜じゃ、被害も馬鹿にはならん」
「確かにな…。
解った。行こう」
ついに翼竜と対決だ。
雷撃相手に、剣士の俺に戦いようがあるのか。
今更、ガンナーになるか?
まずは一戦交えてみよう。
対策案もなく、ふらりと村を出た。