裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

モンスターハンターGO 十五日目

2009-03-14 19:26:34 | モンスターハンターGO日記
村長依頼のババコンガ討伐から帰ると、村は活気に溢れた。

被害も減るし、何より俺が剥いできた材料は高く売れる。

小さな村では、高級な素材は珍しい。

村人の喜んでいる笑顔を見ると、仕事の充実を感じる。


「どうだ、仕事の後に一杯」

訓練所の教官だ。

「いいね、これもオッサンのおかげだ」

「なんの、それが仕事だ。
狩りがお前の仕事であるように、育てるのが俺の仕事」

「仕事が少し、面白くなってきたよ」

「それは結構。
真剣に取り組んでいる証拠だ」

「取組方か…」

「次は何を狩りに行くんだ?」

「砂魚の肝の依頼が来てた。でもどうやって引きずり出すか…」

「あいつらはいつも砂の中を泳いでいるからな。
よし、俺が秘策を教えてやろう」

「秘策?」

「ああ、音爆弾だ。作り方を教えてやるからついて来い」

モンスターハンターGO 十四日目

2009-03-13 03:49:44 | モンスターハンターGO日記
「お前、ずいぶんと強くなったらしいの」

「オババか」

「ギルドの依頼ばかりやらんで、村の為にも働かんか」

「そうだな、俺は村のハンターだ」

「お前に依頼した大猿討伐、そろそろまたどうかの。
村の者も困っておる」

「ババコンガか…。解った。行こう」

「そいつは良かった。よろしく頼むぞ」



村長の依頼書にサインし、装備をまとめに家に向かう。

「ねーねー、あんた大猿とやるんだろ?
道具買っていきなよ」

「そうだな…、新しいトラップと眠り肉を貰おうかな」

「毎度あり!
大猿にはみんな困ってるんだよ、あんた頑張ってよ」

「ああ、道具は家に運んでおいて」

道具屋の女将さんに代金を支払い、隣の装備屋にも顔を出す。

「頼んでた剣は出来てるかい?」

「ああ、バッチリ出来てるぞ。
ババコンガとやるんだって?
装備も新しくするか?」

「いや、今の装備を強化してもらおうかな。
すぐに出来るかい?」

「すぐ出来るぜ。
超特急で仕上げるさ」

「頼むよ」

「ハイヨ、ほら、新しい剣だ。
持ってきな」

片手剣をさらに強化した。
今度は麻痺の効果がある。
ババコンガ戦の強力な武器になるだろう。

「じゃあ装備の強化が済んだら、家に届けにいくぜ」
「サンキュー」

ギルドの仕事は金になる。
しかし、村の依頼は期待感が違う。
みんなの生活がかかっているからだ。
当然、俺の気合いの入り方も段違いだ。

ヨシツネに出発の準備をさせよう。
あいつ、ちゃんとトレーニングしてるかな。

モンスターハンターGO 十三日目

2009-03-11 22:54:35 | モンスターハンターGO日記
長く続いた断末魔が、やがて小さく尾を引いて途切れた。

一際大きなピンク色の巨体が、ゆっくりと崩れ落ちる。

足元が揺れるほどの地響き。
密林に静寂が訪れた。



ここは訓練所ではない。



俺は、この戦いの為に新しく作ったフォークとナイフを納める。
そしてババコンガから、牙と毛皮を剥ぎ取った。

「行くぞ、ヨシツネ。討伐成功だ」

俺は戦利品を肩に担ぎ船に乗り込んだ。

次のターゲットは、砂漠の麻痺爪を持つ肉食竜。
そして砂竜。
毒鳥。

イャンクックは近くなってきた。

モンスターハンターGO 十二日目

2009-03-10 22:55:46 | モンスターハンターGO日記
「いいか! ババコンガの行動パターンをしっかり見るんだっ!」

俺は剣を抜き構えた。
いつもの片手剣ではなく、二刀流だ。
盾はない。
防具もほとんどない。

全てを避け、攻撃するしかない。

まずは背後から一断ち。

鋭く雄叫びを上げ、振り下ろされた腕に吹き飛ばされた。

「すぐに離れろ! チャンスは向こうの攻撃中と避けた後だ!」

「ババコンガが両腕を振り回したぞ。
この後、仰向けに倒れ込むからな!」

「胸を反って腹を出した!
前からの攻撃は受け付けないが、後ろはがら空きだ!」

「前のめりになって尻を上げたぞ! 放屁されてるうちに頭部に切り付けろ!」
「ジャンプをしたら影を見ろ! 落下した後は無防備だ!」

「イチイチうるせーな!」

必死に走り、切り付ける。
まさに休む暇なし。

「いいから走れ! ほら、俯せになって暴れ始めた! もう少しだぞ!」

「ウオォォォォォ!!」

俺は渾身の力で両手の剣をたたきつけた。

長い断末魔の末、ババコンガはゆっくり倒れ込んだ。

俺は息を切らしながら、黙って見ていた。

「何してる、剥ぎ取らんか」

「ハイ」

俺が大きく頷くと、教官は満足そうに頷き返した。

ついに倒した。
訓練所とはいえ、ババコンガを一人で。

モンスターハンターGO 十一日目

2009-03-09 22:26:50 | モンスターハンターGO日記
「何敗目だ?」

「五敗」

「かぁ~、懲りないねお前も」

「装備は揃えたんだ、捕獲用の道具も作ったし」

「腕だよ、腕」

訓練所のオヤジは、右腕に大きな力こぶを作って自慢している。

「訓練を疎かにするからだ」

「俺だってしたさ」

「訓練で勝てない奴が、実戦で勝てるわけないだろうが」

「俺は実戦派なんだよ」

一気に煽ったジョッキを、テーブルに叩きつけた。
分厚い木のテーブルが、ギシギシと軋んだ音をたてる。

「なーにが実戦派だ、下手くそなんだよ、お前は」

ジョッキをテーブルに置くと、素早く右のストレートを打ってきた。
とっさに顔を庇ったが、大きな衝撃と共に左肩が弾かれた。

「ガードも避けもなっちゃいない。
大きな敵からの攻撃は、どこにだろうが当たっただけでダメージがデカイ」
テーブルを越えて前のめりになった身体を起こし、椅子の背に無造作にもたれ掛かる。

「逃げろ、避けろ。相手の行動パターンを読んで隙をつけ」

「解ってるよ」

「ババコンガも倒せないようじゃ、イャンクックも火竜も夢のまた夢よ」

「火竜?」

「ああ、ギルドに新しい仕事が入ってた。
なんでも珍しく火竜が近くで暴れているそうだ。
サイズは小さいらしいが、今のお前じゃ到底無理だ」

俺は立ち上がり外へ急いだ。

「どうした?」

「訓練だよ、火竜がいるうちに強くならなきゃ」

オヤジは左の眉を大きく上げた後、ニヤリと笑った。

「いいねぇ~っ!」

高速代

2009-03-09 21:27:40 | つぶやき
千円になりますね~
嬉しいです。

滅多に乗ることはないですが、あまり下を走らないのでかなり助かります。



え?道東道にはETCレーンがない?
はい、正解!
ありません(笑)
だから、ETC用の割引は効かない?
はい、不正解!
俺も今までの割引も関係ないと思ってましたよ。

いなー!

なんと、ETC用のカードがあれば提示すると安くしてくれるんだそうです。
通勤時割引と深夜割引。
使えればかなり安くなる。
これからは千円。

…。

ETCには問題あるけど(システムはいい)、この割り引きは大きいよ。
おそらく、釧路⇔札幌間は繋がってなくても大丈夫なんじゃなかろうか。

高速使えば札幌へ行くのも楽だし、安いならもっと嬉しい。

定額給付金持って、札幌辺りから「くーちゃん」見に観光の方が沢山来ればいいなあ。


ちなみに、ETC購入に補助も出ます。

ETCレーンって、スイスイ進むんだよね…実は羨ましい。

モンスターハンターGO 十日目

2009-03-06 17:51:19 | モンスターハンターGO日記
「ポストに入ってたニャ」

家で武器の手入れをしていたら、ヨシツネが手紙を持ってきた。

以前一緒に狩りをしたハンターからだ。

研いだばかりの剣に、手紙の端を軽く乗せる。
ほんの指先の力で封が切れた。
いい仕上がりだ。

「何々、ババコンガを倒せない貴方へ。
毒肉・痺れ肉・眠り肉を一つずつ持って行きましょう。
眠り肉で寝た枕元に、大樽爆弾をセットして蹴り飛ばす。
これで勝てます。か。

なんだ? 何肉? 爆弾を蹴る?」

生肉とこんがり肉と焦げ肉しか見たことがない。

食堂に行き、料理猫のマサムネに聞いてみる。

「ご主人様、それは生肉と各キノコを合成するんだニャ。
ご主人様はアイテムが貯まっているからいくらでも作れるニャ」

後ろの方でシャドーをしていたヨシツネからため息が聞こえた。

「ヨシツネ、俺が買い物に行ってる間、腹筋しておけ」

恨めしそうなヨシツネを横目に、フンと鼻をならして部屋を出た。