10数年前に町の模型屋さんで購入、腕も無いのにエッチング板キットに手を出して3両中2両を失い(ついでに指先も切り)、
辛うじて箱になりクリーニングカーとして生き残った1両が、今回の「昭栄エッチングシリーズ 営団6000系中間車」です。
発売元は珊瑚模型店です。
当時使ったハンダコテは電子工作用の温い物、しかもヤニ入り半田が玉になってやっと接合しているような状況で、
プライマーも塗らずに塗装したお陰で車体はボロボロ、何かをしようとして穴だらけになった屋根、等など。
今回はクリーニングカーとして外部のレイアウトへ出張する機会がありましたので、その辺りを修繕してみました。
途中経過の写真を撮っていなかったのでいきなり緑色になっていますが・・・。
妻板を付け直し、屋根上の不要な穴は出来る限り埋めてあります。
今回はちゃんとフジモデルのシールプライマーを吹いています(笑)
塗装終了!
今回のレシピは・・・
車体がクレオスの8番・シルバー、帯が66番・デイトナグリーン、仕上げに155番・スーパークリアー
屋根はGMの9番・ねずみ色1号、仕上げにクレオスの182番・スーパークリアーつや消しです。
車体内側にはGMのオモリを2本、床板受けは2mmプラ角棒をそれぞれゴム系接着剤で取り付けました。
床板上には板オモリを載せます。
最後にパンタを乗せて完成です。
横から見るとレール面拭き取り用のシリコンクロスが目立ちますね。
妻板は確か2枚構成で手摺りの表現があったはずですが、パーツが見当たらなかったので外板1枚のみで大口を開けています。
パンタ周辺には配管等の表現が一切無いのであっさりした感じです。
ベンチレーターは板を折って表現されています。
そして床面。
昔、鉄道模型趣味か何かで見て真似をしたHOのパンタグラフを使ったクリーニング装置です。
手軽で効果抜群なので気に入っています。
車体も綺麗になったしまたしばらく活躍してくれる事でしょう。
以上。