久々のクリーニングカー製作です。
今回は知人レイアウト用増備車と言う事で、グリーンマックスの塗装済みキット東武10030(10050)型から製作します。
例によってパンタグラフ機構でパッドを線路に押し付ける方式です。
車両は事故で大破し新たに新製されたクハ16659の甲種回送風の出で立ちとし、機関車での牽引を前提とした物としました。
以下製作記事です。
まずはパンタグラフ機構の製作から。
t1.0の真鍮帯板などを切り出し、所定の寸法に仕上げます。
以上の物をハンダで組み上げます。
以前作った時の寸法を控えていたので製作は楽でした。
車体は特にいじる所は無いのですが、貫通路の扉が銀色のままでしたのでここだけはクリーム色に塗っておきます。
ナンバーのデカールを作ります。
いつも通りGIMPでデータを作りミラクルデカールのクリアータイプに印刷した物です。
甲種回送時の写真を見ると社紋が見当りませんでしたのでそれに従い製作しませんでした。
デカール貼り付け後にナンバー付近のみ半光沢クリアを軽く吹きました。
車体の組立に入ります。
枠状のガラスパーツに車体をはめ込んで行くので簡単です。
前面は説明書を読むと接着する事とありましたが、接着しろがどう見ても狭く失敗し兼ねないので1mm角のプラ棒を追加しておきました。
甲種回送と言う事で妻板に付く反射板も用意します。
T氏から頂いたTOMIXのコキに付属するパーツを使用しました。
成型色の赤のままではイマイチなので、銀色に塗った後エナメル系のクリアーレッドを流し込んであります。
各パーツを取り付けてめでたく完成でございます。
車体裾に付けた反射板がいいアクセントになっていますね。
種別幕は例のごとく「清 掃」としましたが、プリンターの調子が良くなかったようでいまいちな出来になってしまいました。
パンタグラフ機構は屋根にM2のネジで固定しています。
後のメンテを考えて床板は各部にツメをプラ板で追加し取り外し可能になっています。
クリーニングパッドはカトーのR249を通過出来る事を確認しておきました。
編成物が颯爽と駆け抜ける中、ちょっと変った車両が走り去って行くのも良い物です。
2018-5末日
入線報告を頂きました!
奥は前作の10000型を使用したクリーニングカーですね!
牽引機はEF65PFで決めてくれました。
クリーニングカーに囲まれて70k型と13k系がチラリと見える所もポイントが高い1枚です。
製作した車両が活躍してくれていると嬉しいですね。
以上!