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16番・紙で作る東武3070系 その5 (通電ドローバーの製作)

2016年12月06日 | ただいま製作中



紙で作る東武3070系の第5回です。
前回までの記事はこちら。
16番・紙で作る東武3070系 その1

16番・紙で作る東武3070系 その2

16番・紙で作る東武3070系 その3

16番・紙で作る東武3070系 その4 (自作動力考)




今回は通電ドローバーを少し考えてみます。
前回記事で製作した自作動力ですが、各台車片極集電ですので安定した走行に若干不安が残ります。
そこでモハとクハを繋ぐ連結器を半永久連結器風のドローバーとし、両極を通電できる物を試作してみました。




構造は簡単で、プラ棒やプラ板で作ったドローバーに薄い金属板を取り付け、その先端を両車の床板に付けた真鍮板に接触させると言う物です。
途中の配線はジャンパケーブル風にしてみました。遊び心ですね。




試運転してみた所、通電性能には問題は無かったのですが、ドローバーの上下方向の動きにかなり制限がある事が分かりました。
「へ」の字型の勾配通過時に、画像右側の車両(ドローバーを受ける側の車・動力車)を僅かに持ち上げてしまい、
一瞬空転状態になってしまうんですね。




という事で改良型がこちら。
ドローバーと床板との接触をスプリングで担う事にしました。





裏返してみます。
段付きネジを使っていた部分はM2のネジに交換して目立たなくしました。




相手方の床板にある細いピンへドローバーを差し込む際に穴が小さく差し込み辛かった為、
すり鉢状に加工したプラ丸棒を取り付け差し込みやすくしておきました。
改良点は以上の2点となります。




試運転の結果、「へ」の字勾配も無事クリアできました。
バネが目立ちますが安定した走行を得られたので良しとします。
ジャンパケーブルにちゃんと電気が通っているという自己満足感も得られました。





ついでに前面用の連結器も付けちゃいます。
こちらは通電とは無関係なので簡単にカトーカプラーを利用しています。


以上、通電ドローバーの考察でした。
その後色々ネットで調べてみましたが皆さんやはり同じような事を考えてるご様子で・・・。

次回へ続きます。
続きはこちらへ。
16番・紙で作る東武3070系 その6

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