今回は訳あって私がお預かりしている、天賞堂のEF57をいじります。
製品は古い物で1970年代に購入と聞きました。
走行させると動きが非常に鈍く、各部を洗浄しても改善されなかったのでモーターを交換しちゃいます。
電気も大食いですしね。
床板を外して内部を見てみます。
ギアケースに僅かな亀裂が見られた事以外は良好な状態です。
モーターの端子から伸びた接点が天井に設置された基板の接点と繋がり、前照灯へ電気を供給する仕組みになっています。
モーター交換をしてもここは生かしたい所。
元のモーターを外し、手持ちのパーツから交換用にEN22(と思われる)モーターを準備します。
中古で安く買ってきたモーターなので正確な形式は分かりません・・・。
モーター軸径の変更はセオリー通り真鍮パイプを使用しました。
モーターホルダーはアルミL型アングル材から現物合わせで製作。
不格好ですが見えない部分なので勘弁してください。
当たり前ですが普通に床板に収まりました。
ウエイト上にプラ板を貼り、そこにモーターからのリード線と真鍮板を配置し車体側との接点としました。
車体側の接点は100°ほど折り曲げて向きを変えてあります。
ウエイト側面とモーターに淡緑色を塗ったら作業完了です。
早速試運転会場にて客車をお借りして試運転。
ゆったりとした走りで好調でした。これでまた長く遊べることでしょう。
以上!