カワイモデルのC11スタイルタンク機関車のレストア(再塗装)が完了しました。
前回までの記事はこちら。
「16番・カワイ C11スタイルのレストア(リペイント) その1」
いきなり完成していますがご了承下さい。
塗装はフジモデルのシールプライマーを吹いた後にGMカラーの黒やMr.カラーのブラックを塗っただけなので割愛しました。
車体や先輪、従台車はエアブラシで吹きましたが、動輪だけはロッド類を外すと訳が分からなくなりそうでしたので
筆塗りで仕上げました。
エコーモデルのNo.1084汽笛(一般型)を取り付けてみましたが、良いアクセントになったのではないでしょうか。
ナンバープレートはだるまやの機関車番号板を使い、C1123をチョイス。
23号機にしたのは単純にナンバーの幅が狭かったからで、特に特定番号と言う訳ではありません。
3桁号機ですと炭庫に付くハシゴに干渉する恐れがあった為です。
煙室扉ハンドルは磨き出して見ました。初めての作業でしたが非常に緊張しますね。
前面で追加工作をしたのはスノウプローの他、煙室扉下の箱と言いますかちょっと名称が分からないのですが、
その箱を真鍮板と帯板から作成して取り付けています。
炭庫側の側面にはエアータンクが大きく張り出して居るのですが、
スノウプローを付けたお陰でしょうか、あまり目立たなくなりました。
キャブには真鍮板から作ったヒサシとエコーモデルのNo.1628旋回窓(小)を取り付けました。
この辺りは完全に私の好みの物を付けただけと言った感じです。
前照灯は電球色のチップLEDで点灯させ、アクリル丸棒から削り出したレンズを取り付けています。
レンズはLED側をクリアーオレンジで塗って見ましたが、点灯した時により柔らかい色になった様で、
やり方を教えてくれた某氏に感謝感謝です。
ライト関係の配線は全て車体側にあるので、台枠と接続をする必要があります。
コネクターを使えば簡単だったかもしれませんが、今回は手元にあったバネと真鍮板を使った接点としました。
石炭はモーリンのモデルストーンCL-02、石炭1/80を使いました。
切り出したプラ板をベースに、適当に切り出したプラ板片で大まかな山を作り、
コニシボンドのSU(黒)を塗ったらすかさず石炭をふり掛けて埋め込み、
硬化後にエナメル系のつや消し黒をたっぷり塗って固定しました。
最後にビフォー・アフターの画像です。
車体全体にある組み立て時の歪みは流石に直せませんでしたが、レールに載せてひとりニンマリ出来る仕上がりとなりました。
以上!