今回はプラ板と屋根板の切れ端で作った石油保管庫をご紹介。
撮って来た写真から壁面のコンクリートブロックの数を数え、その数を元に簡単な図面をおこし製作しました。
組み立て後はブラック→グレーの順に塗装し、色入れと自作ステッカーを貼って完成。
庫内に鎮座しているドラム缶はプラ棒の削り出しです。
画像左の箱はGM・NゲージストラクチャーシリーズNo.76の継電箱で、石油庫脇にでも置こうと思っています。
どちらも施設の裏には欠かせないアイテムですね。
何の変哲もない背面です。
どちらも綺麗過ぎるので、レイアウトへ設置する時にウェザリングをするつもりです。
さて2点目の「臭突」です。
「臭突」って何?と思われた方、私も調べるまで名前を知りませんでした。
まあ読んで字のごとくなんですが、とりあえず製作を開始しましょう。
まずは2mm径のプラ棒から、先端に取り付けられているパーツを削り出します。
20個作りました。
こけしではありません。
太い部分は後に切除します。
削り出したパーツに1mm径のプラ棒を接着します。
もうお分かりかと思いますがもうちょっとお付き合い下さいませ。
続いてt1.0のプラ板に切り出しラインをスジ彫りし、各々に1.1mmの穴を斜めに(これが重要)開けます。
テンプレートを使って約3mm径の円をスジ彫りし、20個に分割します。
これが台座(貯蔵タンク部分)になります。
先ほどの棒は先端を水色またはグレー、棒を明るいグレーに塗装します。
仕上げに上方にスモークグレーを吹き、全体に艶消しクリアーを吹いておきます。
という事で、正解はこちら。
本来ならば取り付けアーム等が付くのですが、レイアウトへ設置した時に全く見えない側なので省略しました。
屋根越しにチラッと見えるのが良いアクセントになると思います。
何箇所か色の違う先端部があるとそれっぽくて良いですね。
以上!
昨年も、いろいろとお世話になり、ありがとうございました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
今年も、初回から“石油庫”というのはいいですね。その発想も、製作された作品も、いつもながら“すごい”です。しかも、G’Sさんが作られるものは、緻密なだけではなく、伝わってくるものがちがいます。私はとても大好きで、楽しませていただいています。
そして、“臭突”も、見ているところがちがいますね・・・。製作中、たくさん並んでいるところも、結構うけました。
大変お忙しいと思いますが、今年もすてきな作品を楽しみにしております。
いつもいつもお褒めの言葉を頂きまして大変嬉しい限りですm(_ _)m
新年早々に臭いそうなネタ2点ですみません…。
臭突はいろいろ調べている内に、かなりコアなマニアの方がおられるようで、情報の多さに驚きました。
>製作中、たくさん並んでいるところも、結構うけました
懐かしの人生ゲームのコマを思い出します(笑)