![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e5/dd7f4dd0426ef071c77edc60a7a11a44.jpg)
カツミの古い165系のクモハ165型を修理レストアした上でクハ165に化かして見る試みの最終回(完成)です。
第一回はこちら。
「16番・カツミ クモハ165をレストアした上でクハ化 その1」
第二回はこちら。
「16番・カツミ クモハ165をレストアした上でクハ化 その2」
第三回はこちら。
「16番・カツミ クモハ165をレストアした上でクハ化 その3」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/d9/d89273d5f9f9607be848199f316fb0df.jpg)
第三回目の記事で塗装面にヒビが入り再塗装するハメになったKTMのクハ165ですが、やっと完成しました。
実は再塗装時に色調が気に入らずまた塗装剥離をしたので、再々塗装しての完成となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/4c/d1a4850e6dd72e0b3e73dcae7eff6108.jpg)
最初の塗装面のヒビの原因ですが、結局の所「砂吹き」と言う作業を怠った為に発生したようです。
じっくり乾燥時間をかけて一回一回薄く吹き付け塗装をする事でヒビ割れを回避する事が出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1b/cce4c7ad707982cc5884450224020831.jpg)
前回の記事でも書きましたが、使用した主な塗料を記しておきます。
プライマー:FUJIモデル シールプライマー
車体:GMの緑2号と黄かん色
屋根:GMのねずみ色1号
屋根上機器:GMの灰色9号
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e2/ccbab29c5e0f0a27129f25dd902daf5a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/14/2ddfbdf7223c238db6ec066acca81af6.jpg)
屋根上機器はクーラーがTOMIXのHO-R25、ベンチレータは屋根肩の物がエンドウのNo.2409、
屋根中心線上の物は元々付いていたプラ製のベンチレータです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/57/227769290209bf2987ee9fbf973674ca.jpg)
前面関係です。
このクハは中間封じ込めにする予定ですので連結器はドローバーとしました。
前照灯と尾灯のレンズは透明アクリル丸棒の削り出しです。上記の理由で点灯化はしていません。
窓に付けたデフロスターはエコーモデルのNo.1625、車体標記のレタリングはTOMIXの155系用から適当に持ってきました。
HゴムはTAMIYAのエナメル系塗料のグレーを烏口で入れましたが、はみ出しが多く拭き取った場所が多いです。
まだまだ修行が足りないようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/bc/54a7b8771b24f7dd25221134d4d09b51.jpg)
窓サッシの金属板は輝き過ぎている気がしたので、液体クレンザー磨いておきました。
ちなみに内装関係は今回全く作っていませんので空っぽです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/17/648229202901aefac80c87bda361a4d1.jpg)
以上、元の状態(画像左)から再塗装(画像右)まで何とか漕ぎ着けました。
前オーナーさんの味付けが失われたのはやや寂しい感じもしますが、これからは「G'Sのクハ165」として第二の人生を歩んで頂きましょう(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/de/219cab65882868528e7a8c454a519d7b.jpg)
元の状態と言えば凹んでいた車体の一部ですが、ご覧のように何とか目立たないレベルまで直す事が出来ました。
見る角度によっては補修痕が分かってしまいますが私の腕ではこれが限界です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/db/c933a65b8a05df39512a0bb40c0f8157.jpg)
最後にオリジナルの状態のクモハ165と一緒に。
クモハも含めて3両の165系が手付かずで有りますので、それらも追って補修しつつ再塗装する予定です。
以上。
艶を合わせるのは難しいですよね!
私も日々試行錯誤です。
メーカーが車体に使った塗料自体による艶に合わせるとなると、テストピースで幾つも試して近い方法を探るのが遠回りですが確実かもしれません。