お墓参りに出かけました。
年々小さくなっていく母の手を引いて。
父が亡くなって15回目のお盆です。
68歳で急死してしまった父は きっと天国で 母の心配をしていることでしょう。
大丈夫だよ! と教えてあげないと。
ちょっと離れたところで 「ボンバナ」が満開。
これは「ミソハギ」
ミソハギはお盆の花で、別名「ボンバナ」(盆花)とも呼ばれます。
「ボンバナ」と呼ばれる花は キキョウ、オミナエシ、ヒヨドリバナ、オトギリソウ等がありますが
ミソハギはその代表で、精霊花、仏様花とも言われ、お盆に欠かせない花ですね。
古い記録によると、祭事にこの花を飾り、汚れを払う為の禊(みそぎ)に使ったとされ
祭事や盆飾りの供物を清める意味から禊萩(ミソギハギ)となり、
そこから「ミソハギ」・・・でしたよね。
そして秋の七草 「女郎花」おみなえし
どうして「女郎花」と書くのだろう・・・
昔は「粟(あわ)ごはん」 のことを「女飯」と言っていて
花が粟のように黄色くつぶつぶしていることから
「女飯」「おみなめし」「おみなえし」となった とあります。
それに対して 「男郎花」 おとこえし というお花もあります。
もち米でたく白いごはん(おこわ)のことを「男飯」といったそうで
形はそっくりですが 女郎花より「力強く」見えるとか。
一緒のところに 「ハナトラノオ」
「ノコギリソウ」 もありました。