放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

「核兵器を持っている人がいる。核兵器を欲しがっている人がいる。それだけです。

2010年05月03日 14時51分00秒 | 意見

核兵器を論じるなら、「核兵器を持っている人がいる。核兵器を欲しがっている人がいる。」に尽きると思います。「核兵器を持っている人」は常に「核兵器を欲しがっている人」を牽制しながら生きていかなければならず、自制が求められます。


 


北朝鮮は「核兵器を欲しがっている人」でしたが「核兵器を持っている人」になりました。北朝鮮が節度ある振る舞いをするとは思われません。これは殊ほど左様に危険な事です。


 


「核兵器を欲しがっている人」がいなくならない限り核兵器を廃絶する事は出来ません。反核運動家は「核兵器を欲しがっている人」に対してアプローチを行い「核兵器を持っている人」にならないようにしなければならないのです。


 


これまで、反核運動家は「核兵器を持っている人」と「持つつもりのない人」に対して活動を行ってきました。しかし北朝鮮の核保有を止める事は出来ませんでした。意味のない自己満足な活動だったのかもしれません。


 


反核運動家の皆さん、本当に核兵器を廃絶したいならその覚悟を見せて欲しいものです。国連で活動している場合ではありません。反核運動家が例えばイランに乗り込んで核開発を止める事ができたなら、世界は変わるかもしれません。


 


 


尤も反核運動を目的とせずに反核運動をしているのならこれまでの活動も納得できますね。



誰も喜ばない、関心もないSIMロック解除の素人政策

2010年05月03日 01時58分00秒 | 意見

SIMロック解除が行われて、恩恵を受ける日本ユーザーは、iPhoneユーザーでSoftBankのエリアの狭さに不満を持つ地方のユーザーと一部のスマートフォンユーザーでしょう。筆書はSoftBankのスマートフォンを使っていますが、このスマートフォンを持ったままdocomoに乗り換えられるなら、歓迎しますが。。。


 


それにしても、この「SIMロック解除政策」は誰が考え出したのでしょう。民主等らしい素人政策に見えます。「SIMフリーは世界の常識」などと喧伝していますが、一面的な見方です。Vodafoneなど大きな携帯電話会社ほど日本に近いビジネスを好むものです。政府が考える政策は業界全体の利益とユーザーの利便性を鑑みたバランスの取れたものでなければなりません。現在議論されているものはそのどちらも満たされません。


 


また、海外でもSIMロックは行われています。契約してから数年経ったら解除に応じるとか、お金を払ったら解除に応じるといったものです。誰も損をせず、好みに応じたやり方でバランスが取れていると思います。日本も段階的にこのようなやり方になっていく事を希望します。