田中優子先生、江戸の幕藩体制的な政治体制が平和を造り核兵器の廃絶に役立つとは、論理の飛躍のしすぎではないですか。
連合国(国連)五大国体制こそ、江戸の幕藩体制ではないですか?この体制によって、マクロな視点では、世界はそれなりの平和が保たれています。世界大戦は起こっていません。
江戸幕藩体制と連合国(国連)五大国体制を比較するならば、五大国に位置に江戸幕府があり、ローマ法王の位置に天皇がいる様な感じでしょうか。各藩は各国ですね。
五大国は、核兵器を独占しています。でも廃絶できません。
江戸幕府は、外交権と許認可権を独占しています。
五大国(または単独で)は、不穏な国があれば、連合国(国連)軍を派遣して懲らしめます。
江戸幕府は、不穏な藩があれば取りつぶします。常に目付(スパイ)が監視しています。
現在、五大国以外にも核兵器を持つに至りました。五大国体制に綻びが生じています。
黒船の襲来により、江戸幕府は、外交権を独占が出来なくなりました。幕藩体制に綻びが生じました。
それだけのことでしょう。
社会体制と核兵器は関係ありません。
人間は核兵器の作り方を知っている。核兵器をほしがっている人がいる。それだけです。
核兵器がある=平和でない。これも違います。
核抑止力は夢物語ではありません。国家が核兵器を保有している限りは、抑止力はある程度担保されるでしょう。かつてインドとパキスタンは血で血を洗う戦争をしていました。ところが両国が核兵器を保有したとたん、戦争が終わりました。核抑止力がある一つの例です。
しかし、核兵器がテロリストの手に渡ったらどうなるでしょうか。核抑止力の理屈は破綻するかもしれません。
五大国が頭を悩ましていることは、核兵器がテロリストの手に渡ることです。それは絶対に阻止しなければなりません。
明治維新で日本が幕藩体制から中央集権制に移行した理由は、平和が失われる時代であったからです。
今、連合国(国連)五大国体制には綻びが生じています。平和が失われる時代が来ているのかもしれません。日本は中央集権制を維持する方が得策であると思われます。早く国軍と防諜体制を整えたいものです。
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