2023/5/8付ブログ記事「 しまなみ海道と松山道の接続は早くて2020年代後半・・・」の続きです。
国道196号今治道路ですが、四国地方整備局の「令和4年度第3回事業評価監視委員会(2023/1/6開催)」で再評価の対象となっていました。
進捗状況は以下の通りです。
前回の再評価(2017年度末)時点・・・用地進捗状況=93%・事業進捗状況=51%
今回の再評価(2021年度末)時点・・・用地進捗状況=99%・事業進捗状況=67%
そして、注目は「5.事業費の変化」の内容です。
事業費増額要因として、
(1) 蒼社川橋外⾼架橋(仮称)下部⼯において、地質調査結果に伴う⽀持層の⾒直し等による構造規模の拡⼤により、事業費が51億円から87億円に増加
(2) 蒼社川橋外⾼架橋(仮称)周辺において、農⽤や飲料⽤に利⽤されている浅井⼾が計36個存在することが判明したため、仮締切⼯を追加し、その分の事業費20億円を新たに計上
とあります。
(1)・(2)とも今治IC~今治朝倉IC間の話です。この区間の開通のめどが立たないのは、この2つの工事<特に(2)>に相当な時間がかかると見込まれるからかもしれませんね。