そりゃもう、中身すなわち機械とケースのつくりに関しては文句なしなんだけど、彼等は、出来上がった時計に採用する皮ベルトについては、とても無頓着。
ただ高級に見えれば良いとだけしか、思っていない。
だから、ボクはスイス人の皮ベルトに関するセンスは信用していない。
輸入している日本の代理店さえ、ベルトのことまでは考えていない。
だからこそなのです。
スイスで作らせるオリジナルのベルト。
普通はしないのだけれど、表も裏も色と風合いを変えたワニ皮。
とても贅沢なのですが、これが素晴らしく強くて丈夫。
当然(彼等は当然とは思っていないけれど)手縫いのステッチの色にも気を配り、あげくに漢字の「林」のロゴを焼き印で。
ベルトひとつで、時計はもうひとつ良くなります。
「林のオーダーはとても楽しい」と、彼の地の職人達は言ってくれます。
楽しくやらなきゃ、良いモノは出来ませんよねえ。
《ネジまきオヤジ通信vol.3》 NAGI凪 No.19 冬号掲載
ただ高級に見えれば良いとだけしか、思っていない。
だから、ボクはスイス人の皮ベルトに関するセンスは信用していない。
輸入している日本の代理店さえ、ベルトのことまでは考えていない。
だからこそなのです。
スイスで作らせるオリジナルのベルト。
普通はしないのだけれど、表も裏も色と風合いを変えたワニ皮。
とても贅沢なのですが、これが素晴らしく強くて丈夫。
当然(彼等は当然とは思っていないけれど)手縫いのステッチの色にも気を配り、あげくに漢字の「林」のロゴを焼き印で。
ベルトひとつで、時計はもうひとつ良くなります。
「林のオーダーはとても楽しい」と、彼の地の職人達は言ってくれます。
楽しくやらなきゃ、良いモノは出来ませんよねえ。
《ネジまきオヤジ通信vol.3》 NAGI凪 No.19 冬号掲載