林時計鋪

もちろん時計の話を中心にその他諸々を、、、

住みにくい世の中になった・・・

2006-12-08 | ~2010.12.31
世紀末かと想うような、理解出来ない事件が毎日新聞に載っている。
今、人間はどうなっているのか?

最近”せちがない”ヒトを沢山見る。
何故自分の事ばかりなのだろう?何故そんなにズルイのだろう?何故そんなに心が弱くなったのだろう?何故、何故・・・

時代の変化は何かを与え、何かを奪う。 その現代で一つ想うこと。
ブログ上でこんな事を書くのも説得力に欠けるかもしれませんが、とかくパソコンという道具は良く使えば便利な道具ですが、「良い」使い方が出来なければ人間を衰退させる道具だと、本気で思います。

人間と人間が向き合う時、パソコンが間に入ると温度が変わる。そして相手がはっきり見えない。ヒトとヒトが向き合う事の意味は、それ迄にかかる時間と気持ちの変化も含めて意味があると想う。 

そんなに急いでドコイクノ?

”情報”を得る代償に、コミニケーション能力とサミシサを失っている。
”サミシサ”を感じることって大切なこと。


先日とあるお客様が来店された。
この方はお孫さんがある年齢になると、決まってペンをプレゼントされる。
「今どき喜ばないと思うんだけどネ。」
「いいえ、先々で解かりますよ。その場だけ喜ぶオモチャよりしっかりとした意味のある贈り物ですよ。」
 
字を書く事、手紙を送る事これ人間を大きくします。我々も林時計鋪で時計を求めて戴いたお客様には年に4・5回ダイレクトメールの封書の宛名は全て万年筆の手書きです。そして、切手に宮川村の消印で。


便利を追求した代償は想像以上に大きかった。
そろそろ戻さなければイケナイ、進化というカタチで。 (生意気失礼)


コメント
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