ヴィンセント・カラブレーゼ(独立時計師)
1944年生まれ (イタリア ナポリ)
彼は独学で時計作りを学びました。独創的、革新的アイデアと、その技術力で誰も作り得なかったメカニズム、デザインの創作に挑戦し続けています。1988年には独立時計師、アカデミーを設立し、初代会長を務めました。2008年には自身のブランドをブランパンに売却し、研究開発部門で「カルーセル」などのムーブメントの研究・開発に当たりました。下のモデルは彼が携わったモデルです。
ブランパン ワンミニットフライングカルーセル 2012年発表 予価\24,300,000
2013年はアカデミーブースで、掛け時計↓を発表していましたよ。
さて、今回ご紹介するのはベル&ロスの「ヴィンテージ123 ジャンピングアワー パワーリザーブ」です。
この時計を手掛けたのが、ご紹介したヴィンセント・カラブレーゼ氏という訳です。
VINTAGE123JHPG-AL
素材:18KPG
ケース径:37.5mm
ケース厚:12mm
防水性:100m
パワーリザーブ:40時間
限定本数:99本
\1,365,000(税込)
ヴィンセント・カラブレーゼ氏の独創的なアイデア設計に、ベル&ロスのデザインが上手く融合されていますよね。
サイズも37.5mmとGoodです。
国内に入荷された数はわずか5本。これが最後の1本です。
価格は当時と同じ。今はこの価格では絶対無理ですね。
太めのブルースチールのリーフ針が文字盤に映えます。
4時53分。パワーリザーブはMAXです。
私も近い機能の時計を所有していますが、慣れるとかなり見やすいですよ。
ケースサイドのみポリッシュ仕上げで、それ以外は全てサテン仕上げです。
これがなかなか綺麗なんです。
グラスバック
ローターの一部が金張りになっていて、そこに「Bell&Ross」と彫ってあります。
この辺りはさすがという気がします。SSモデルではこういうことはしてありませんよ。
どうでもイイ事ですが、メーカー公式では18KPGになっていますが、ケース左に「RED GOLD」と彫りがあります。確かに一般的なPGに比べると少し赤みがかっているような気もします。
尾錠
イイ形です。明らかに他社とは違いますね。
1本目2本目に選ばれる方は少ないと思いますが、こういう時計が1本あると楽しいと思います。
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