林時計鋪

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ウルバン・ヤーゲンセン グレナージュ文字盤

2018-04-01 | Urban Jurgensen




昨日ご紹介しました「Ref.8-bigグレナージュ文字盤」です。
今日はグレナージュ文字盤の製作をご紹介致します。

そもそもこの技術は手間がかかり難しく、出来る職人が限られていますので現在では忘れられた技法の一つです。
ウルバン・ヤーゲンセンではその技術を復活させています。一見わかりずらいかもしれませんが、全て手作業で行われています。






ダイヤルは純銀のプレートです。
ダイヤルをフラットにし、ブランドロゴ、数字、マーキング等の非常に細かいエングレービングを施します。






次に、エングレービングにラッカーをのせていきます。
硬化プロセス後、溝内にその残留物を残しながらダイヤモンドサンドペーパーでポリッシュします。






グレナージュの層は銀、塩、企業秘密の物質を含む混合物が徐々にブラッシングされ形成されていきます。
化学反応により表面は光沢があり粒感のある美しい文字盤が完成します。






このロゴはプリントではないですからね。






SWISS MADE もエングレービングされています。






マーキングに至るまですべてプリントではありません。
これは非常に細かい作業です。
インデックスはWG製で植字です。

手動式ギョーシェマシンで製作された文字盤も美しいですが、こちらのグレナージュ文字盤もクオリティは他社を圧倒していますね。










 

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