ここ最近毎日のようにｱﾗﾝｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝ×ﾙｲｴﾗｰﾙの弊社ｵﾘｼﾞﾅﾙに関するお問い合わせを頂きます。
凄く嬉しいです。ありがとうございます。
そしてｱﾗﾝ・ｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝの国内での人気を改めて実感しております。
勿論世界的に認知されたﾒｰｶｰですが、日本はﾒｲﾝﾏｰｹｯﾄの一つであった事は間違いないと思います。
そもそも他国に比べ展開が早かったというのも理由なのかもしれません。
1994年5月発行 No.4 P.144
これを見て懐かしいと思った方は40代以上の方だと思います。
80年代後半から既に国内展開があったﾒｰｶｰで、こちらは「世界の腕時計」に当時よく掲載されていた広告です。
輸入代理店の大洋商会さん(現ﾓﾝﾄﾚｿﾙﾏｰﾚさん)の広告ですね。
大洋商会さんは1987年ｱﾗﾝ・ｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝがﾊﾞｰｾﾞﾙに初出展した際日本に輸入する事を決断しました。この頃あまりに斬新だったﾃﾞｻﾞｲﾝを受け入れる事は難しかったようで評判は良くなかったようです。
一度簡単な来歴とこれまでのﾓﾃﾞﾙをご紹介したいと思います。
懐かしい写真も交えながらのご紹介になりますが、ｱﾗﾝ・ｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝﾓﾃﾞﾙはかなりのﾎﾞﾘｭｰﾑですので適当にご覧下さい。
【ｱﾗﾝ・ｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝ】
1950年 ﾊﾟﾘで生まれる
1973年 ﾃﾞｻﾞｲﾝ学校を卒業しｲﾝﾃﾘｱﾃﾞｻﾞｲﾅｰになる
1985年 愛用のｸﾛﾉｸﾞﾗﾌが故障し買い替えを考えたが気に入るものがなく、自分で製作しようと考えたのがきっかけとなり時計ﾃﾞｻﾞｲﾝをはじめる
1987年 ﾊﾞｰｾﾞﾙ・ﾌｪｱに3本の時計を発表
1995年 ﾌﾗﾝｽ、ﾌﾞｻﾝｿﾝにｱﾄﾘｴを構える
2001年 ﾊﾟﾘ、ｻﾝｼﾞｪﾙﾏﾝ大通りにﾌﾞﾃｨｯｸｵｰﾌﾟﾝ
2012年 活動休止
2015年 ﾛﾏﾝ・ｼﾞｪﾛｰﾑから「SUBCRAFT」発表
2016年 MB＆Fから「LM1」発表
2019年 ﾙｲ・ｴﾗｰﾙから「Excellence Regulator」発表
2008年
2011年
後で少しご紹介しますが、2011年発表ﾓﾃﾞﾙが実質ｱﾗﾝ・ｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝ最後の時計となり、翌2012年に活動休止となりました。
その後色々な噂はありましたが新作が発表される事はありませんでした。
2015年
久しぶりに名前が出てきたのがこのﾓﾃﾞﾙでした。
ﾛﾏﾝ・ｼﾞｪﾛｰﾑ「SUBCRAFT」のﾃﾞｻﾞｲﾝを手がけました。
非常にﾕﾆｰｸで且つ素晴らしいﾃﾞｻﾞｲﾝの時計です。ただ、国内にはほぼ入荷は無かったと思います。
限定99本で価格は350万円を超えていました。
2016年
翌年MB＆Fから「LM1」も発表されました。
こちらも素晴らしいﾃﾞｻﾞｲﾝだと思います。素材違いｶﾗﾊﾞﾘｴｰｼｮﾝもあり全て良かったです。
ただし、MB＆Fは国内展開がなく正規入荷はありませんでした。因みに価格は1000万円以上です。
2019年
去年突如発表されたのがﾙｲ・ｴﾗｰﾙの「Excellence Regulator」です。
白文字盤黒文字盤それぞれ各178本限定でしたが、国内入荷は50～55本と言われています。
こちらは既に完売しております。
ｱﾗﾝ・ｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝのﾃﾞｻﾞｲﾝが全面に出ていて税込み40万円台前半という価格設定も良かったです。
2019年
2020年
そしてﾙｲ・ｴﾗｰﾙ「Excellence Regulator」をﾍﾞｰｽに弊社ｵﾘｼﾞﾅﾙを製作しております。
50本。43万+税。6月入荷予定です。
ここからは、ｱﾗﾝ・ｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝのｶﾀﾛｸﾞでこれまでのﾓﾃﾞﾙをご紹介したいと思います。
掲載は全てではありませんが大抵のﾓﾃﾞﾙはｶﾊﾞｰ出来ていると思います。
ちょっと見にくいですが是非ご覧ください。
1987年(ﾊﾞｰｾﾞﾙ発表ﾓﾃﾞﾙ)～2011年(最終ﾓﾃﾞﾙ)
24年間でこれだけのﾓﾃﾞﾙがあったにもかかわらず、今回製作のﾚｷﾞｭﾚﾀｰ仕様が無いというのは驚きです。
ｱﾗﾝ・ｼﾙﾍﾞｽﾀｲﾝとﾙｲ・ｴﾗｰﾙの弊社ｵﾘｼﾞﾅﾙにつきましては随時ご紹介させて頂きます。
何かご不明な点等ございましたら何なりとお問い合わせください。
因みに冒頭に載せたｺﾚ↑はｶﾀﾛｸﾞ掲載が無い稀少ﾓﾃﾞﾙです。
USED品です。
林時計鋪
〒514-0028
三重県津市東丸の内19-6
TEL/059-228-3079 FAX/059-228-9948
E-mail/h-tokeiho@h-oyaji.jp
