言わずもがなの名モデル、IWCポルトギーゼ・クロノグラフ。
ショーケースに並ぶ中でもひときわ目を惹く、端正な顔立ちです。
以前、このシリーズのポスターには、
“Man is of the essence.”の文字がありました。
ポルトガルの商人に依頼され1939年に誕生したポルトギーゼは、ポケットウォッチムーブメントを基盤に作られた腕時計。発表当時も通常サイズを超える大型ケースでしたが、それは中身の機械ありきの、必要な大きさでした。これによりかつて海運の一時代を築いた船乗りたちの血を引く者からの要望に応える、高精度の腕時計となったのです。
そしてここ数年、この時計は男性のみならず、女性にも選ばれています。
女性が羨む格好良さ。
男性らしい時計だからこそ、女性は憧れるのかもしれません。
そして、さらりとつけこなしてしまえるのも女性の魅力。
性別問わず、気に入ったものを身につけることは素敵です。もちろん。
今では“レディス用時計”は作らないIWCですが、ポルトギーゼを選択する女性のために、純正革ベルトのカラー展開もぐっと増やしました。
本質を押さえた上で、フレキシブルに。このような姿勢に、質実剛健と言われるIWCの真髄がみえる気がします。