ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
久しぶりに34mmのﾑｰﾝ入荷致しました。
初期はﾒﾝｽﾞﾚｷﾞｭﾗｰｻｲｽﾞのﾗｲﾄﾌﾞﾙｰｸﾛｺでしたが、ﾚﾃﾞｨｰｽﾚｷﾞｭﾗｰ(ﾒﾝｽﾞｼｮｰﾄ)のﾌﾞﾙｰｸﾞﾛｯｼｰｸﾛｺに変更されています。
この時計現行品でｲｲ意味で異質なﾓﾃﾞﾙだと思います。
簡単に言えば男女兼用ﾓﾃﾞﾙ。昔で言えばﾎﾞｰｲｽﾞとかﾐﾃﾞｨｱﾑｻｲｽﾞになるんだと思います。
こういうﾓﾃﾞﾙは他社含め現在ではほとんど存在しません。
34mmというｹｰｽ径はﾚﾃﾞｨｰｽｺﾚｸｼｮﾝﾗﾝﾃﾞｳﾞｰの中間ｻｲｽﾞ。ﾏｽﾀｰｼﾘｰｽﾞはこの時計を除けば最小で39mm。ですのでｻｲｽﾞから言えばﾚﾃﾞｨｰｽﾓﾃﾞﾙに位置付けされるのですが、このﾓﾃﾞﾙはﾀﾞｲﾔｾｯﾃｨﾝｸﾞもない所謂ﾌﾟﾚｰﾝなﾓﾃﾞﾙなんです。
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
もう少し突っ込んで考えてみるとﾃﾞｻﾞｲﾝのﾊﾞﾗﾝｽがほぼﾒﾝｽﾞです。
10年ほど前ﾏｽﾀｰ・ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑにも34mmﾓﾃﾞﾙが存在しました。このﾍﾞﾙﾄｻｲｽﾞがﾗｸﾞ幅17mm尾錠幅16mmでした。
そしてこちらのﾓﾃﾞﾙも同ｻｲｽﾞなんです。
約10年前に生産終了になった34mmｳﾙﾄﾗｽﾘﾑは男女問わずご購入頂いておりました。ﾀﾞｲﾔﾍﾞｾﾞﾙでﾚﾃﾞｨｰｽ用ﾓﾃﾞﾙなんていうのもありましたね。このやり方は当時他のﾒｰｶｰでもありました。GP1945のRef.25932はﾀﾞｲﾔ無しﾓﾃﾞﾙ男女兼用、ﾀﾞｲﾔ有りﾓﾃﾞﾙﾚﾃﾞｨｰｽというようなわかれ方をしていました。
ちょっと脱線してしまいましたが、つまりｹｰｽ径に対するﾗｸﾞ幅が時計のｲﾒｰｼﾞをある程度決定づけるという事です。
この時計がｹｰｽ径34mmに対してﾗｸﾞ幅16mm尾錠幅14mmだったとすると女性っぽさがかなり強くなっていたと思います。現にﾗﾝﾃﾞｳﾞｰ34mmのﾍﾞﾙﾄｻｲｽﾞは16mm/14mmです。
昔にあったﾎﾞｰｲｽﾞｻｲｽﾞといわれたﾓﾃﾞﾙは、ﾗｸﾞを絞りどちらかというと女性っぽさが強かったように思います。
今回ご紹介のﾑｰﾝ34mmはどちらかと言うと男性っぽいｻｲｽﾞ感だと思います。
このｻｲｽﾞ感を非常に分かりやすく説明できるのがPP社のｶﾗﾄﾗﾊﾞです。
生産終了のRef.3796はｹｰｽ径31mmに対してﾗｸﾞ幅が18mmもありました。このｻｲｽﾞ感は極端で、31mmと小さいにもかかわらず女性っぽさはほぼ感じない完全なﾒﾝｽﾞ時計でした。後継で現行品のRef.5196はｻｲｽﾞを37mmにｱｯﾌﾟしましたが同時にﾗｸﾞ幅も21mmにｱｯﾌﾟしています。
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
6時位置のﾑｰﾝﾌｪｲｽﾞとﾎﾟｲﾝﾄﾃﾞｲﾄ。
ﾑｰﾝﾌｪｲｽﾞﾃﾞｨｽｸはﾌﾟﾘﾝﾄだけの簡単なものでは無く画像の通り立体感のある高級仕様です。
ｶﾚﾝﾀﾞｰ調整はｹｰｽｻｲﾄﾞのﾌﾟｯｼｭﾎﾞﾀﾝで行います。
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
cal.925/1
ﾊﾟｰﾂ数：253個
ﾊﾟﾜｰﾘｻﾞｰﾌﾞ：38時間
振動数：毎時28,800振動
石数：30石
高さ：4.90mm
22KPGﾛｰﾀｰ
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON Ref.Q1258420
文字盤のﾊﾞﾗﾝｽもｹｰｽ径に対する厚みも丁度良いですね。
こんな時計は他社には存在しません。
ﾏｽﾀｰ･ｳﾙﾄﾗｽﾘﾑ・ﾑｰﾝ MASTER ULTRA THIN MOON
Ref.Q1258420
ｹｰｽ径：34mm
防水性：50m
￥1,012,000(税込)
林時計鋪
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三重県津市東丸の内19-6
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